突然ですが・・・
ニューヨークを代表するライヴ音楽の名所として人気を集めていた
B.B.King Blues Club & Grill
が、4月29日(日曜日)の公演を最後にクローズしました。
2000年6月のオープン以来、往年のアーティストをメインとするプログラムで、
アメリカならではの良質の音楽を提供してきた音楽的中心地。
このブログでも、2月28日付の記事で
3月から4月にかけての出演アーティストをご紹介したばかりでしたが、
まさか、それが最後の2ヶ月になろうとは夢にも思いませんでした。
貴重なライヴハウスが消えて行くのは、音楽ファンとして寂しいばかりですが、
いつの世でも、このような栄枯盛衰は避けることができないのでしょう。
近い将来、新たな音楽名所が誕生することを期待するしかありません。
42丁目の7番街と8番街の間。赤文字を基調としたネオンが、ひときわ綺麗に映えていました。
地下1階のライブハウスに降りる途中、登場予定のアーティストのポスターがたくさん貼られていました。
2015年8月8日には、パティ・オースティンがライヴを行なっています。
2017年3月15日に行なわれたボビー・コールドウェル公演のチラシ。
すでに60代後半ですが、元気なパフォーマンスを見せてくれました。
アーティストの登場を待つステージ。開演までのわくわく感はライヴならではの体験です。
客席の後方にはバーがあり、お酒を楽しみながら音楽に浸ることができました。
美味しい南部料理のメニューにも定評がありました。
5月以降に登場する予定だったアーティストのうち、何人かはSony Hall(235W 46th St.)のほうに場所を移しているようです。https://www.sonyhall.com/
ぜひ、今後も音楽の灯をともし続けてほしいですね。
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