2年前の6月に紹介した「食堂という名のレストラン」という記事が好評だったので、
シリーズ第2弾を企画してみました。
お店の名は、なんと「SHOKUDO」。
幸いなことに、まだ営業を続けているようです。
場所は9番街の多国籍料理店の建ち並ぶヘルズキッチン地区。
46丁目「レストラン・ロウ」の入口付近なので、けっこう人通りもあります。
一応日本料理店という体裁ですが、「BANGKOK 3」と出ている小暖簾から察せられるように
近くにあるタイ料理のお店(YUM YUM)の傘下にあるようです。
お馴染み「招き猫の暖簾」もそのまま。
一歩足を踏み入れれば、昭和ジャパンワールドの空気が広がります。
カウンターに飾られた看板や置き物が、過ぎ去りし日々のレトロ感を醸し出しています。
店内のテレビ画面では「ドラえもん」が放映されていました。
本物の梅が入っているところに、本物志向のこだわりが感じられます。
サイドオーダーのつもりで「サーモンサラダ」を注文したところ、鮭がまるごと乗っていました。
予想したイメージはもっと細切れのサーモンだったのですが・・・
メインディッシュは鶏肉丼。量は予想通り、味は予想以上。
料理人は日本人ではなかろうと思うのですが、それにしてはちゃんと日本の味が出ています。
金曜日の夜にもかかわらず、満員ではなく、待ち時間なく入れるのがいいですね。
個人的には「流行りすぎていないアットホームなお店」というのがいちばん落ち着きます。
高級感を求めるお客様にはもちろんおススメしませんが、
こういう都会のオアシスのようなお店は、いつまでも生き残ってほしいものです。
■MORE INFO■
SHOKUDO
658 9th Avenue (@46th St.)
New York, NY 10036
Tel: (212) 956-9415
Posted by Firebird '19