せっかくフランスに来たのなら、本場のカフェでコーヒーを飲んでみましょう。英語でも通じますが、フランス語を少しでも話すと気をよくするのがフランス人。現地人との交流も兼ねて一度フランス語でチャレンジしみませんか?
 カフェに入ったらまず、「Bonjour!(こんにちは)」と挨拶しましょう。席に案内されたら注文ですが、コーヒーを1杯頼みたいときは「Un café s'il vous plait !(アン カフェ シル・ヴ・プレ/コーヒーを1つお願いします)」と言います。シル・ヴ・プレs'il vous plait は英語で言うPlease“お願いします”の意味です。欲しい数を始めに、その後にものの名前、最後にシル・ヴ・プレを付ければ大体の物が注文できます。 2杯のコーヒーを頼むときは「Deux cafés s'il vous plait (ドゥー カフェ シル・ヴ・プレ)」となります。ここで注意ですが、フランスではUn caféカフェと頼むと小さなエスプレッソ・コーヒーが出てきます日本で飲まれてる一般的なコーヒーはアメリカン・コーヒーCafé Alongéカフェ・アロンジェといいます。通常フランスではフレッシュ・ミルクというものはなく、牛乳を混ぜたものになります。コーヒーとミルクを半々に混ぜたものはおなじみのCafe au laitカフェ・オレ(例・右写真)、エスプレッソに牛乳をほんの少し入れたものをCafé Noisette(カフェ・ノアゼット)と呼びます。一部のカフェではアイスコーヒーCafé glacé(カフェ・グラッセ)もありますが、フランスのカフェには通常シロップはありません。最近は既に砂糖を入れている甘いアイスコーヒーが主流ですが、そのままで出てきた場合は粉砂糖を入れることになります(スタバ等を除く)。 紅茶を飲みたい時は「Un thé s'il vous plait (アン テ シル・ヴ・プレ)」と言い、アイスティーはThé Glacé(テ・グラッセ)と言います。
 勘定ですが、フランスでは担当のギャルソンに、テーブルで支払います。テーブルの担当の人でないと払えないので担当の人にサインを送って来てもらい、「ラディッシオン シル・ヴ・プレ(勘定をお願いします)」と言いましょう。忙しい時などなかなか来てくれなくてイライラすることがよくあるのですが、時間がない時はあらかじめコーヒーが運ばれた時に「サ・フェ・コンビアン?(これはいくらですか?)」と聞いて支払ってしまいましょう。
 チップの目安ですがコーヒー1杯なら1ユーロ以下で十分。 有名カフェ、高級サロンでも1~2ユーロ、といったところです。サービスが悪い!と感じた時は支払う必要はありません。トイレの場所を聞く時は「ウ・ソン・レ・トワレット?」(トイレはどこですか?)。お別れの挨拶は「オールヴォワー(ル)/さようなら」、気に入ったカフェでまた来たい時は「アビヤント/またね」、はじめにMerciメルシー/ありがとうを付けるとよりフランス人ぽいです。
 皆さんの素敵なカフェ体験、応援しています!メルシ~っ、アビヤント!
 (HISパリ支店 F.T.)

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    • 投稿: エセレブ -2006年8月 8日 (火) 16時23分

      ■勉強になりました!
      来月主人の転勤でフランスに行きます!半年ぐらいフランス語を勉強しているのですが、「ど~するの?」レベルです(笑)下見なので2週間ほど滞在して帰って来るのですがせめて「おひとり様カフェ」ぐらいしたいですもんね。Cafe glaceにミルクを入れたい時はなんて言えばいいのかなぁ~?って調べます!(笑)

    

    HIS パリ支店

    2024.05
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