2001年に世界遺産に登録された街、プロヴァン。
今週末(2007年)6月22日(土)、23日(日)には、有名な
【中世時代祭り】
も催されます。
そこで一足早く、プロヴァンに行ってみました。
パリ、東駅から列車で約1時間半、パリから日帰りで行って帰ることができます。
早速、パリ東駅(Gare de l'Est)へ。
東駅は、比較的新しく、太陽の光がたくさんに入るようになっているので、駅の構内はとても爽やかです。
東駅のインフォメーションで、プロヴァン行きの次の電車を尋ねると、プロヴァン行きは、東駅から徒歩5分のところにある、マジェンタ駅から乗るように、と言われ、「あれ、、、ガイドブックには確か東駅からと書かれていたような・・・」と思いながらも、よく分からずに、言われたマジェンタ駅へ。
東駅とは対照的に地下深くにあるRER E線のホームへ。 この暗~いホームで、次の電車まで1時間待つことになり、先程までの爽やかな気分がかなり遠のいていきます。
ようやく電車に乗り、約45分程で乗り換えになりました。(後から分かったのですが、東駅からはプロヴァン行きの直行電車が出ていて、マジェンタ駅からは乗り換えのプロヴァン行き電車が出ているようです。土日は本数が極端に少なくなるようですので、時刻表を十分にご確認下さい。)
乗り換え駅に着き、再びプロヴァン行きの列車を探すため、駅の車掌さんに、プロヴァン行き列車のホームを聞くと、少しニヤニヤしながら、それは隣のホームだと言われ、急いで移動。ところが、それはフランス人特有の悪趣味な冗談だったらしく(私達にとってはただの嫌がらせとしか思えませんが・・・)、プロヴァン行き列車はもともと私達がいたホームに入ってきました。
この電車を逃したら次の電車はさらに1時間以上先だったので、必死でもとのホームに戻り、なんとか無事乗車。
しかしながら、エッフェル塔を目の前にして逆方向を教えたり、、、ブローニュの森を目の前にして、他の場所を教えたり、、、今までの数々の同様の出来事を思い出してしまい、怒りに憤慨していましたが、窓の景色が変わるにつれ、だんだん気分も落ち着いてきました。 窓の外は森と一面の畑です。
そうこうしているうちにプロヴァン駅へ到着。
世界遺産に登録され、日本のガイドブック等にも記載されている街なので、さぞかし駅も賑わっているのかと思いきや、降りたのは乗客5人程。 駅の周りにもなにもありません。。。
街の中心地へ向かいます。 街を歩いていても、人も車も稀でしーんとしていました。来週末は有名なプロヴァンの中世祭があるので、来週は人でいっぱいになるのかも知れませんが、それにしてもその日は、街全体が静かでした。
街の中心(Centre Ville)から、旧市街へ向かいます。
駅から旧市街へ行く道のりでは小さな川を2つ渡ります。
日曜日ということもあり、街の中心地はお店も閉まっていて人も余り見かけません。とても静か・・・ ↓
坂を上っていくと、メインストリートからは森や野原が見渡せます。
坂をどんどん上っていきます。
坂を上りきったところが旧市街地の入り口のようです。 小さい広場と、レストラン、カフェなどが集まっていて、ようやく観光客らしい人々も増えてきました。
独特の木造の家が並んでいます。 ここで、何かこの地方独自のスペシャリティーをランチに・・・と思ったのですが、観光地かされているからなのか、残念ながらほとんどの食べ物屋さんが、クレープ屋さんでした。(しかしクレープ5~7ユーロ(約1200円ぐらい)程で食べられ、なかなかおいしかったです。)
プロヴァンの旧市街↓
次はプロヴァン旧市街の主な観光箇所をご紹介。
プロヴァンその二へつづく。
(HISパリ支店 NI)