今回はロワール地方のLAVALという街に来ています。
TGVでモンパルナス駅から約1時間半。あっという間に大都会パリからのどかな田舎街へやってきました。
駅にはBIENVENUE EN PAYS DE LA LOIRE
「ロワール地方へようこそ」の看板が出ています。
去年改築されたという駅は、とても新しくキレイになっています。なんとなく、フランス地方の駅というと、古い趣のある建物を期待してしまうので、少々残念ではありますが ・・・
駅から市の中心までは歩いて約20分ほど。 駅から中心街までの道のりはこれと言って特別な風景はありません。 市内の中心を流れる川へ辿り着くと、大きな城が目の前に現れます。
川を渡り、旧市街へ向かいます。
旧市街には古い建物が多く残っています。木で立てられた家が多く、なんとなくアルザス地方のようです。
石畳でできた路地をあがって行くと、そこには教会があります。岡の上からは街を流れる川と街全体が見下ろせます。
先ほどのクレープ屋さんのクレープ。とても特徴あるクレープですが、やはりクレープはノルマンディー地方が一番おいしいようです。
さてロワール地方というと、最初に思いつくのが、ロワール川流域の多くの古城だと思います。世界遺産にも登録されているシャンボール城や、マンガTINTINに出てくるシュヴェルニー城、ジャンヌダルクがシャルル7世に 初めて会ったシノン城など有名なお城が点在しています。こちらの街、ラヴァルのあるマイエンヌ県にある城はというと、ロワール流域から離れていることもあり、有名なお城はあまりありませんが、とり残された古城は非常に多くあります。手入れや修復などもされていないため、ツタや藻に覆われた古城はより風情があったりします。
ところで、こちらの県は森林が多いことから、アウトドアスポーツがとても盛んなようです。特にカヌーやキャンプ、サイクリングなどをしに訪れる人が多いとのことです。
そこでLAVAL市内を後にして、森へ向かいます。
フランスの地方では、よく飲み水を井戸や湧水から取ってくるようです。エビアンやボルビックは有名なミネラルウォーターを産出したフランスの村ですが、同様にその地方ごとにおいしい湧水があるようです。その湧水の一つ、「BOIS DU TAY」というところに行ってみました。
BOIS DU TAYの森↓
奥には涼しげな森が広がっています。この日も水を汲みに、数人の人がタンクを持って並んでいます。
早速水を飲んでみました。フランスの水は殆ど硬水で苦手だったのですが、こちらの水はそんなに硬くなく、喉はそんなに渇いていなかったのですが、すーっと入っていきました。
その後森を散歩してみます。数組の家族連れがバゲットとチーズ、サラダでピクニックをしていました。聞いたところによると、この森の奥にはキャンプ施設があり、プールなどの設備も揃っていて、イギリス人なども来るそうです。
森の入り口↓
水を汲んでいた人に聞いたところ、他にもおいしい水が出るところがあるようですが、違う味の水を楽しむため、週や月毎に場所を変えているということです。
(HISパリ支店 NI)
LAVAL INFORMATION
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投稿: his-paris -2007年8月16日 (木) 08時29分
■水
私はフランスに来て3ヶ月程は慣れない硬水とバターと砂糖で毎日お腹を壊していました(笑)。今もやっぱりエビアンよりはヴォルビックを愛用しています。 -
投稿: PINKO -2007年8月14日 (火) 09時16分
■ロワール行きました!
学生時代に行きましたロワールでも超特急、いそげいそげ城めぐりだったので町並みや、森にはいかなかったですね惜しいことしました私、硬水のが好きです!硬ければ硬いほど!