久しぶりにパリにsun晴天が戻ってきました。 今回は、パリから1時間、日帰りで行けるおすすめの街の中でも特におすすめ!

光と水と緑ののどかな街

「Moret sur Loing」(モレシュールロワン)

をご紹介いたします。

パリ、リオン駅(Gare de Lyon)から出発し、bullettrainSNCFで約45分MORET VENEUX LES SABLONS 駅に到着します。 (フォンテンヌブロー駅から2つ程先の駅になります。)


SNCFの駅からrunrunrun徒歩で20分程歩くと、Moret sur Loingに到着します。
街の入り口のPORT DE SAMOIS ↓


入り口の隣には、インフォメーションセンターがあります。 週末はオフィスは閉まっていますが、入り口は開いていて、パンフレットなどは参照可能になっています。トイレもこちらにあるようです。
インフォメーションセンター↓


街に入ります。同じ道の150メートル程先には、街を囲むもう一つの塔、PORT DE BOURGOGNEがあります。町並みは、古い建物も残っていますが、新しい建物も混在しています。 観光地ではありますが、それ程有名ではないので、観光客もそれ程多くなく、落ち着いています。そして古い建物の中にも人々の生活感が感じられます。


街の入り口の塔↓


街に入ってすぐ目に付くのが、右手にある、巨大な木組みの家です。絵本の中に出てきそうな雰囲気です。


こちらの家の前はテラスになっていて、カフェになっているのか?、人々がcafe午後のお茶を楽しんでいます。


街の中を歩いて行きます。 


こちらはHotel de Ville、町役場です。


こちらは、フランソワ1世のFasade、16世紀の建物です。 メイン通りの裏、町役場の隣にひっそりと建っています。



街の路地を歩いていると、飴の博物館を見つけました。 こちらの街で始めて生産された飴があるということです。 


飴博物館の親切なオーナー夫妻は、「Bonjour」と声をかけ、日本から来たことを伝えると、飴を出してくれました。


アンティーク調のかわいらしい缶に入った飴です。このようなパッケージの缶は、普通のパリのスーパーなどには置いていないので、お土産に良さそうです。


ミュージアムの中は、飴と街の歴史、アンティークの品々が多く飾られています。


こちらのミュージアム、大人1.6ユーロ(約200円)なので、気軽にちょっとよってみるのも良いでしょう。(2007年8月時点)


飴の博物館の通りから30m程行ったところには、飴の飴の製造工場&お土産売り場があります。こちらも木組みの、とても古そうな建物です。家の壁にはSVCRE DORGEと書かれています。


その隣にあるのがこの街の教会です。


教会の塔を見上げていたら、赤いパラグライダーが飛んでいるのが見えました。


そしてこの街に来たら是非訪れたいのが、この街の名前にもなっている、ロワン(LOING)川です。 Quai des Laveusesと言う名の路地を下っていきます。ちなみに、こちらは昔の洗濯場への通路だということです。



通路を下ると、その先にはロワン川が流れています。 川の水と、木々の緑が太陽の光に照らされ、きらきらと輝いていて、絵の中の景色のようです。 その川の周りには、人々が座って休息をしています。



この川は、町の周り、ちょうど逆側の門、Port de Bourgogneの外側に流れています。


再度街に戻ってからPort de Bourgogneを通って街の外に出ます。

門の隣には、感じの良いテラス席のある、クレープ屋さんがあります。テラスからは調度ロワン川が望めて気持ち良さそうです。


ロワン川沿いに歩いていきます。 お城や風車などが川沿いに残っています。


街の外から見たPORT DE BOURGOGNE↓


そして、この街を歩いていて頻繁に見かけたのが、アイスクリーム片手に街を歩く人々。 聞くところによると、おいしくて有名なアイスクリーム屋さんがあるらしいのです。 残念ながら、今回は時間がなくこちらのアイスクリーム、紹介できないのですが、是非また次回行くことがあれば、ご紹介したいと思います。


今度は街を挟んで反対側に行ってみます。 石畳の路地を降ります。

川の流域には、休日を家族でゆったり過ごす人々や、友達、老人、赤ちゃんを連れた親子など、何をするわけでもないですが、ぶらぶら散歩をしたり、川辺に座ったりして過ごしています。 その光景はとても穏やかです。

鴨たちも気持ち良さそうです。

ロワン川流域には緑で囲まれた家々がポツリポツリと点在します。まるでおとぎの国のようです。

そのおとぎの世界から、現実に戻してくれるのが、ロワン川でカヌーをする人々。川から見る対岸のおとぎの国の眺めもさぞかしキレイだろうなと思いながら見ています。 印象派の画家シスレーもこの街に住んでいたということです。彼の作品と全く同じ景色があるということなので、訪れる前に作品を見ておけばさらに楽しめると思います。

そして釣りをする人々もたくさん見かけます。こちらの川で何が釣れるのか聞いてみたところ、川マスウナギが釣れるそうです。 そう話しているときも、魚が水面を跳ねていました。

水面に映る緑や家やボートを見ながら20分程歩くと、散歩道の最後は港のようになっていて、今度は自家用小型ボートの中で、ランチやお茶が行われていました。

Moret sur Loingを満喫して、駅へ向かって歩いていると、気球がかなり低い位置で飛んできました。
フランスはパリ以外は全体的に建物が低い(基本的に街で教会より高い建物は作れない)ので、気球もこんな低い位置で飛べるようです。ちなみにこの気球、フランス語では、モンゴルフィエール(Montgolfiere)と言うそうです。

ロワン川の恵みを受けたこの街は、光と水と緑ののどかな街でした。

気球、パラグライダー、カヌーなど自然のアクティビティーも楽しめるそうなので、気球、パラグライダーで空から眺める街や、カヌーで川から眺める街も一味違って面白そうです。

一年を通して行事も多くやっているので、それを見に行くのも良いかも知れません。


今後の行事一部(2007年8月時点での情報です。変更される場合もございますので、予めご了承下さい。)

9/7-9/9 Fete patronale et feu d'artifice le vendredi

9/8、9/9 Salon d'artisanat d'art

9/29,9/30 Fete 1900

12/8、12/9 Marche de Noel


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cloverインフォメーション 

Moret sur Loing モレシュールロワン

サイト:http://www.ville-moret-sur-loing.fr/

行き方:

パリ、リオン駅より45分。

フォンテンヌブロー方面の電車で

フォンテンヌブローから2つ先の

MORET VENEUX LES SABLONS駅

で下車。駅から徒歩約20~30分。

※週末は電車の本数が少なくなりますので、

ご注意下さい。

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(HISパリ支店 NI)

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