今回は、寒い冬に最適なフランス料理、
簡単でおいしい牛挽肉とマッシュポテトの重ね焼き
Hachis Parmentier
アシ・パルモンティエール をご紹介します。
今回のレシピをくれたのは、ロワール地方出身の
ジャネットさん、68歳。
材料
・ジャガイモ 4~5個
・セロリ 1本
・玉ねぎ 1個
・にんじん 1本
・牛挽肉 200g
・牛乳 約グラス500cc
・トマトソース(少々)
・塩・コショウ少々
・チーズ少々(お好みで)
まずマッシュウポテトを作ります。ジャガイモの皮をむき、1/4から1/6ぐらいに切ります。鍋にジャガイモを入れ、ジャガイモが全てかぶるくらいに水を入れ、ジャガイモを煮ます。同様にセロリも煮ます(セロリが無かったら、ジャガイモだけでOKです)。
ジャガイモ、セロリが茹で上がったら、水を切り、木べらなどでつぶします。その際、牛乳(ジャガイモが茹ですぎていたら、冷たい牛乳、ちょっと固めだったら温めた牛乳)を少しずつ加えます。塩、コショウで味付けしながらお好みの味にして下さい。
次に具をつくります。本日は牛挽肉ですが、牛挽肉と豚挽肉を半々に混ぜたり、一般的なのが、ポトフや、鴨、鶏などの料理の残り肉を使うようです。
フライパンに油をひき、みじん切りにした玉ねぎとにんじんを炒めます。その後挽肉を入れて肉が炒まったら、トマトソース、お好みのチーズを少々入れます。
大き目のグラタン皿に、マッシュポテトを敷き、その上に③の具を敷き、更にその上にマッシュポテトを敷きます。最後にマッシュポテトの上をフォークで線を引き、焼いたときにマッシュポテトが香ばしくなるようにします。その上にお好みでバターを少々落としても香りが出て良いそうです。
230度ぐらいのオーブンで約15分程焼いて出来上がりです。
材料費もそんなにかからなく、お腹一杯食べられます。
ちょっとしたお客さんが来たときでも、
みんなで食べれて良いですね。
ちなみに余談ですが、このアシ・パルモンティエール。
アシとはフランス語で挽肉、
パーモンティエールとは人の名前だということです。
最初に南米からヨーロッパにジャガイモが入ってきても
フランスではなかなか普及せず、最初は誰も口にしなかったそうです。
そこでルイ16世が、ジャガイモ畑を作り、
ジャガイモのフランスへの普及を促進させたのが、
このパルモンティエールさんだと言うことです。
(HISパリ支店 NI)