ブルゴーニュ地方の旅は続いています。

アヴァロンから聖なる丘ヴェズレーへ向かいます。

実はヴェズレーへ行くのに一番良い時間帯は、
朝靄の頃だと聞いていて、
(朝一だと、雲が街の下にかかっていて、とても幻想的とのこと・・)
朝6時ぐらいに行こうと決意していたのですが、
結局ホテルの猫と遊んでいて、お昼ぐらいになってしまいました。

草原の上に浮かぶヴェズレーの丘がだんだん近づいてきました↓
丘を上っていくと、ヴェズレーの入り口があります。
ここが街の入り口↓
入ってすぐのところにインフォメーションセンター。
ヴェズレーでは、大きなリュックを背負った人たちを良く見かけます。
そうです!
ここヴェズレーは、有名なスペイン巡礼の道
サンジャックコンポステーラ
の出発点のうちの一つなのです。
街の中の至る所にこの巡礼の貝の印があります。
街のメインストリートを上がっていくと
世界遺産に登録されている、
サン・マドレーヌバジリカ聖堂
に到達します。

歴史も9世紀にまで遡る、ロマネスク様式の傑作です。
寺院の裏には広場が広がっています。
思わず寝転びたくなるような草原です。
草原のテラスからは、壮大な景色。
麓の村、サンペールです。
周りは牧草地帯、牛の放牧が見えます。
一番高い建物はサンペール村の教会です。
寺院からの帰り道は、メイン通りから外れて
町外れの小道を歩きました。
あちこちの建物が古く、絵になるような町です。
階段を下っていくと、小さな集落が見えます。
再びメイン通りに戻りました。
メイン通りにはお土産屋さんやレストラン、カフェが
並びますが、世界遺産がある村とは思えないぐらい、
とてもひっそりとしていました。
メイン通り沿いの一つのレストランでランチをすることにしました。
でも有名なブルゴーニュ。
どんな料理が出てくるのでしょうか?
ブルゴーニュと言えば、やはり
snailsnailsnailエスカルゴです。
実は、私はカタツムリが大嫌いなのですが、
せっかくの機会なので、一つ食べてみました。

味は・・・というと、バターとニンニクとハーブ味。
エスカルゴの味というより味付けの味でした。

そして感触なのですが、なんだかちょっと硬い
ビニール袋をクチャクチャ食べている感覚でした。。。
そして一つ目のメインはポトフ。
さっぱりとした味付けです。
もう一つのメインは、やはりブルゴーニュ名物
牛肉の赤ワイン煮です。
ブルゴーニュ産牛肉を、ブルゴーニュ産赤ワインで
煮たもので、wineワインの酸味が非常に強い料理でした。

ちなみに、車で走っていると必ず見かける牛の放牧ですが、
このブルゴーニュ産の牛、とても味が強かったです。
メインを終了して座っていると、突然スゴイ悪臭が・・・・・
(チーズ好きな人にはたまらない匂いだそうですが、)
数種類のチーズが運ばれてきました。
チーズ好きの友人は、お店の人のおすすめに従い、
4つのチーズを選択。
食べる順番も勧めてくれます。

その中でも一番おいしかったのは、この地方名産の、
エポワスEpoisseという名前のチーズ。
ほんの一口食べたのですが、そのチーズの濃厚さと言ったら、
ニンニクや各種野菜を濃縮したものを食べているような味でした。
(とにかくとても濃い味のチーズでした)
「おいしいおいしい」とチーズを頬張る友人からも
すでにエポワス臭が漂ってきていました。。。
チーズが苦手な私はデザートを選択。
このフレンチトーストはさっぱりしていて絶品でした。
こうして、初めてのブルゴーニュ料理は
私には少々かったようで、その後もしばしば
胃もたれに苦しめられshock、胃薬を飲みながらの旅となりました。

(HISパリ支店 NI)

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    2024.05
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