ブルゴーニュの旅も終盤になりました。
しとしとと雨の降るソミュール・アン・オクソワを出て帰路パリへ向かいます。
国道を避け、のんびりと農道を走って行きます。
農道を通ると、毎回小さな村や町を通過していくので、いろいろな町が見れます。
あの強烈な臭いのチーズの町、エポワスなども通過しました。
午後2時過ぎ・・・そろそろお腹も空いて来ました。
次の大きな街ジョワニーで昼食をと思いましたが、
あと1時間以上は充分かかりそうなので、
通りがかりのレストランに入ることにしました。
le pot d'etain と言う名のお店。
田舎のレストランとは言え、おすすめレストランのステッカーがいくつも貼られ、ちょっと高級な感じのお店でした。
すでにランチの時間は過ぎていたようなのですが、なんとか食べさせてもらえることに。。。
内装は、まるで誰かの家に呼ばれたかのような、アットホームな作りでした。
しかし客層は思ったよりカジュアルでは入り難いような感じ。。。
着飾った年配の方々が多く、ちょっと緊張します。
メニューのコースは26ユーロ~。
友人は奮発し、35ユーロのコース(前菜+メイン+チーズ+デザート)を選びました。
コース前菜のサーモンのテリーヌです。
スモークサーモンで巻かれた中にはサーモンのテリーヌが入っていて、
暑い日、食欲が無い時でもさっぱりおいしく食べられそうな一品です。
コースのメイン、カモのロースト。
チーズはやはりかなり友人が気に入っていたエポワスとその他おすすめの数種類を選び、
デザートはこちらです。
私はコースを完食できそうに無かったので、
単品で半オマール海老25ユーロを選びました。
オマール海老の付合わせ。
ほうれん草とオムレツ風卵をオマールの味噌で味付けしたものです。
こちらがオマール。オマール半分の下には温野菜。
最後にオマール海老を食べたのがいつだか思い出せないくらい久しぶりに食べたオマールは、予想通りのおいしさ。
フランス料理らしく、バターたっぷりのソースで煮てあるため、ドゥミ(半)オマールでしたがかなり満腹になりました。
食事の前には、ちゃんとアミューゼブッシュ(付きだし)も出ましたし、友人のコースも前菜+メイン+チーズ+デザートでこの値段はパリだったら有り得ないと絶賛していました。
こうしてブルゴーニュの旅は終焉に向かいます。
■インフォメーション
------------------------------
le pot d'etain
89440 l'isle sur serein
------------------------------
(HISパリ支店 NI)