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ノルマンディーの カルバドス地方 に行ってきました。

カルバドスというと、林檎のお酒(蒸留酒)としてよく知られています。

フランスにはカルバドスの他、コニャック、シャブリ、カマンヴェール、ロックフォールなど、

村自体は小さいですがお酒やチーズの名前としての知名度が高い村や地域が数多く存在します。

今回訪れたのは、そんな林檎とチーズの産地、Pont-l'Evêque ポンレヴェック という小さな町です。
ノルマンディー地方はパリからも意外と近いので、日帰りでも十分楽しめるところもあります。

ポンレヴェックへは、パリサンラザール駅から出発します。
パリ・サンラザール駅↓

サンラザール駅で切符を買っていると、　

突然「スーーーッ・・・・ポトッ」　と何かが頭の横を通る気配が・・・

ふと横を振り向くと、私の肩の上に、なんと鳩の汚物が・・・・・・・

隣にいた駅のスタッフ３名が「キャーーーーッ」と悲鳴を上げて遠ざかっていきました。

フランス人は鳩の汚物に慣れていると聞いていたので、ちょっと意外でした。

電車に乗り遅れた上、出発蒼々のハプニングで、意気消沈している間に、友人がテキパキと私のコートをトイレで洗ってきてくれ、（ちなみにトイレは有料50セント）、気を取り直して出発しました。(とはいっても待ち時間１時間・・・)。

TERでパリから約２時間、リジュー駅に到着しました。

ここでサンラザール駅で駅員さんに聞いたところによると、すぐにポンレヴェックへの乗り換え電車があるということだったのですが、実際は乗り換え電車は２時間後・・・さらに２時間待ちとなり、カフェに入って待ちました。
（フランスってこういうことが本当に多いですね。。。）

駅前からは丘の上に大聖堂が見えました↓

家をでてからかなり時間を要してしまいましたが、ようやく目的地ポンレヴェックへ到着。

ポンレヴェックの町は木組みの家が並ぶ、のどかでかわいい町です。
町自体は小さいのですが、ノルマンディー随一のリゾート地、ドーヴィルへ続く通り道になっているようで、町の真ん中を走る道は渋滞になっています。

町のメインストリートは200メートル程続きます。

こちらは町の教会。

しばらく歩いていると、ようやく太陽が出てきました。
ノルマンディーのこの地方の天気は、海の影響で、今の時期朝は曇りや雨で、午後４時過ぎに毎日晴れてくるということです。
テラスでお茶を楽しむ人達の姿も。

町の中にはこんなデコレーションも。

この三角の屋根の建物がインフォメーションセンターです。

日本ではあまり馴染みが無いですが、フランス人にポンレヴェックというと、まず思い出すのがチーズだそうです。
チーズの見本市もやっていました。

のどかな川沿いを散歩しているうちに、日が暮れてきました。

その日は、フランスでジッドと呼ばれてる宿に宿泊。

私たちは４人で１件の農村の家を借りました。
こちらが宿泊した家↓

私以外は約１週間弱の滞在で合計２００ユーロ。とても経済的です。

寝室が３つの他、シャワールームが２つ、キッチンとリビングが１つあり、大勢で宿泊するのに安上がりですし便利です。

家の隣の庭には、オーナーの小さな畑がありました。

庭からはのどかな田園風景が見渡せました。

そしてカルバドス地方だけあり、林檎の木も至る所になっていました。

林檎の花は桜の花のような淡いピンク色でとてもキレイでした。

林檎の花で花見もいいですね。

日が暮れていきました。

パリではなかなか見れないキレイな夕焼けでした。

明日はカルヴァドス地方の田舎町をハイキングします。

（HISパリ支店　NI）