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テーマ：フランスのおすすめ観光地

2009.05.24

ノルマンディー、カルバドス地方へ　その②

フランスのカルバドス地方の町、ポンレヴェックの続きです。

吐く息も白く、小雨が降る寒い中、（暖かい家でお茶でも飲んでいたい、という欲望と格闘しながら）重い腰を上げてハイキングへ出かけました。
家のオーナーのご主人に教えていただいた、近くの村までのハイキングです。

牧草地が広がる中を、大量の蚊をよけながら歩いていきます。
（牛と湿気が多いため、この地域は本当に蚊が多いのです。）

雨は降ったり止んだりで、歩いてもなかなか暖かくなりません。

しばらく歩くと、家が見えてきました。
古そうな家が５件程と、教会が１つある小さな村に辿り着きました。

こちらの家は、ホテル件カフェになっているようです。
せっかくなので、トイレを借りるついでにカフェを注文し、テラスで飲みました。

カフェを飲み終わって、再び出発です。
牛がじーーーーーっと見てきました。

雨も止み、ちょっと日差しもでてきました。

この辺りは、大きな１軒屋が多く、歩いている途中に家の改装をしている人たちも多く見かけました。

雨が多く、寒い日が多いので、家の中で過ごすことが多いノルマンディーの人たちは家にお金をかけているのだそうです。

林檎農園もあちこちにあります。
そして林檎農園がそのまま牛の牧場になっているところも多かったです。

林檎農園の中にいる牛↓

新緑がきれいだなぁー、と気持ちよく、呑気に歩いていたのですが、実はどうやら道を間違えていたようです。

というのも、この先しばらくして森の中に入り道がどんどん狭くなり、途中で道があるのか無いのか分からなくなってしまったのです。
戻ることも出来ないので、とりあえずそのまま前に進んでいると、完全に道が無くなり、進めなくなってしまいました。

かろうじて見つけた牛の放牧地に入り、（私有地のため、無断で入ることは本当はいけないのですが・・・選択の余地がありませんでした・・・）道が見えるところまで歩きました。
既に夕方だったので、牛は小屋に入っており、遭遇しなかったので良かったです。

ようやく道を見つけてでてみると、なんとそこは先ほどカフェを飲んで休憩した集落からそれ程遠くないところでした。
どうやら２時間程かけて、森を一回りして戻ってきてしまったようです。

泥だらけになってしまった靴とズボンを身につけ、落胆しながら再び同じ景色や牛たちを見ながら目的地へ向かいました。。。

正しい道を通ると、３０分も歩かないうちに目的地に到着。

ここが目的地の村です。
のどかな村でした。

とても小さな村らしく、歩いている人は殆ど見かけませんでしたが、カフェやスーパー、パン屋さんは営業していました。

１軒のパン屋さんに入り、ケーキを買いました。
カルバドス地方らしく、中にはカルバドスで煮た林檎がたっぷり入っていて、おいしかったのですが、とても甘かったです。
そこのお店でカルバドス入りのシードル（林檎のお酒）をお土産に購入しました。

村の中心。
付近には古い建物がいろいろと残っていました。

藻の噴水。
趣きがあって素敵ですね。

この村にも林檎の木が沢山なっていました。

村の所々に見えるピンクの花が夕日に照らされてとってもきれいでした。

（HISパリ支店　NI）

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