パリのセーヌ川をクルーズする、Batobus バトバスに乗りました。
(フランス語ではバトビュスと言うそうです)
セーヌ川クルーズは、
●バトーパリジャン
●パトームーシュ
などが有名ですが、上記の船は、セーヌ川を1週して元の所に戻る遊覧船。
バトバスは、その名の通り、セーヌ川を運行するバスのようなもので、1日中乗り降りが自由な船です。
夜のセーヌ川クルーズは先月初めて乗ったのですが、この昼間のセーヌ川クルーズは今回が初めて!
いつもは船が通り過ぎるのを見ているだけだったのですが、今回は友人に誘われて乗ってみることにしました。
バトバスの停泊所は、
エッフェル塔 オルセー美術館 サン・ジェルマン・デ・プレ ノートルダム パリ植物園 ホテルドビル(パリ市庁舎) ルーブル-シャンゼリゼ
と主な観光地で乗車できるようになっています。
私たちはオルセー美術館の前、ルーブルから乗ることにしました。
この看板がバトバス乗り場。
停泊所にチケット売り場がありますので、そこで
チケットの1日券12ユーロを購入します。
(2日間使用できるチケットは16ユーロ、他に年間パスなどもあります。)
ちなみにこのバトバス、以前は観光客以外にも、パリ市民の足代わりに頻繁に使用されていたそうです。
というのも、10年ほど前は値段が一回大体1.2ユーロ(当時はフランでしたが)ぐらいだったと聞きました。
とすると、10年で値段も10倍になっているなんて凄いインフレです。。。
季節によって運行時間が変わります。
2009/5/29-2009/8/30は一番長く、10H00~21H30まで運行しています。
時間帯にも寄りますが、運行間隔は15分~30分。
私たちは20分程待っていると、バトバスがやってきました。
早速バトーに乗って、オルセー美術館の前を出発です。
上流や下流へ行くと、セーヌ川はとってもキレイですが、水自体はパリ中心部は余りキレイではありません。
それでも水上を走ると爽やかな風が吹いてとっても気持ちよいです。
天気も快晴で、クルーズ日和です。
まずはルーブル前からエッフェル塔の方へ向かいます。
遠く、いくつもの橋の向こうにパリ市庁舎やノートルダムの天辺が見えます。
セーヌ川には橋がいくつもかかっているので、普段地上からしか見れない端を間近に見れて興味深いです。
少しするとすぐにエッフェル塔が見えてきました。
パリで最も美しい橋と言われている、絢爛豪華なアレキサンドル3世橋。
その向こう側にはエッフェル塔が見えます。
バトーはエッフェル塔の前を通っていきます。
エッフェル塔を超えたところで船はターンして、今度はセーヌ左岸の側を通っていきます。
今度はシテ島、サンルイ島、ノートルダムの横を通って植物園まで行って再びターンです。
数箇所の停泊所で約10分程停まるため、急いでいる人には向いていませんが、ゆっくり時間をかけて船に乗りたい人には良いのではないでしょうか?
私は今回夕方の20時ぐらいに乗りました。
この季節ですと、まだ日が上っていて昼間のクルーズのようでしたが、夕暮れの時間帯の夕日に照らされるセーヌ河畔の建築物も見てみたくなりました。
(HISパリ支店 NI)
インフォメーション
BATOBUS
http://www.batobus.com/
(2009年6月時点の料金および条件です。)
●料金
・ 1日 : 12ユーロ
・ 2日 : 16ユーロ
・ 5日 : 19ユーロ
・ 年間パス : 55ユーロ
●時間帯(2009/02/06~2009/11/30まで有効)
・ 2009/05/29-2009/08/30 10h00-21h30 :
・ 2009/08/31-2009/11/04 10h00-19h00 :
・ 2009/11/05-2009/11/29 10h30-16h30 :
・ 15分~30分おきに運行