2009.11.03

11月2日

ゴンクール賞 「Prix Goncourt」 

Marie NDiaye マリー・ヌディアイ 女性の作家が

Trois femmes puissantes という作品で受賞しました。


ゴンクール賞とは・・・
フランス最高の文学賞。
1903年にゴンクール兄弟の兄エドモンの遺言によって創設されたアカデミー・ゴンクールの事業の一つで、創設当初の目的は文学者同士の交友関係を促進し、援助を行なうことでした。受賞対象作品はその年に出版されたフランス語の小説、審査発表は11月上旬、

レストラン・ドルアン Restaurant Drouant

で行なわれます。(H.I.S.パリ支店のお隣のレストランです!)

この賞の賞金は10ユーロ(約1300円)downだそうですが、受賞により大きな名声と作品のベストセラーが約束されていますup


このレストランの中で、10人の文学協会のメンバーがランチをしながら

今年のゴンクール賞受賞者を選考中・・・

H.I.S.パリ支店の日記


フランスのテレビ局が生放送中sign01
H.I.S.パリ支店の日記

H.I.S.パリ支店の日記


このレストランの外壁には過去のゴンクール賞の受賞者の名前等が書かれています。
H.I.S.パリ支店の日記

1967年生まれのMarie NDiaye 

2001年にもフェミナ賞を受賞しており、若くして才能を認められた、作家、脚本家です。

Trois femmes puissantes 3人の強い女たちは、
フランスとセネガルの間に捕らわれた3人の女性とアフリカからの不法移民の厳しい試練を描いた小説。

H.I.S.パリ支店の日記


(パリ支店M.F.)
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過去のゴンクール賞受賞作品

2008年
Atiq Rahimi "Syngue Sabour. Pierre de Patience" 未訳
2007年
Gilles Leroy "Alabama Song" 未訳
2006年
Jonathan Littell "Les Bienveillantes" 未訳
2005年
フランソワ・ヴェイルガンス『母の家で過ごした三日間』(白水社)
2004年
ロラン・ゴデ『スコルタの太陽』(河出書房新社)
2003年
ジャック=ピエール・アメット『ブレヒトの愛人』
2002年
パスカル・キニャール『さまよえる影』
2001年
ジャン=クリストフ・リュファン『ブラジルの赤』

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レストラン情報restaurant

Drouant

16-18, place Gaillon. 75002 Paris

Tel : +33 1 42 65 15


アルザス出身のシェフ、アントワーヌ ウエスターマンはアルザスの伝統料理とさまざまな料理のフュージョンさせ、特にその優越した野菜の使い方において、知られています。過去にシェフを務めた数々のレストランでミシュランの星を獲得しています。

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