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パリは美術館の宝庫。大小様々な美術館がある中、パリに来たら是非、オランジュリー美術館でモネの「睡蓮」を見たい！と思っている方も多いと思います。時を経ても尚、多くの人を魅了するモネの絵画。

せっかくなら「睡蓮」の連作がどのようなところで描かれたのか見てみたいと思いませんか？そこでジヴェルニーにあるモネの邸宅とお庭を満喫した後、オランジュリー美術館を見学できるCITYRAMA社のツアー（4月から10月までの催行）をご紹介致します

ジヴェルニーはモネが43歳の1883年から亡くなる1926年まで居を構えた場所、パリの北西およそ９０ｋｍのところにあります。

朝8時、出発。バスの中ではガイドの方が詳しくモネの生涯や絵画について説明してくださり期待が高まります。２時間弱ほどで到着しました。着いたのは午前10時ごろでしたが、すでに多くの人が見学に来ています。でも入り口で並ばずに入れるのがツアーの良い所

小さな入り口から入って庭の風景が目の前に広がったとき、数え切れないほどの種類の花が鮮やかに咲いていました。何層にも重なる緑も実にきれいでパレットに絵の具を広げたようです。

家はピンク色の壁の２階建て。窓枠の緑とのコントラストがかわいいです。室内での写真撮影が禁止なので残念ながら写真はありませんが、アトリエ、寝室、食堂、台所がモネの暮らしていた時のまま再現されています。特にイエローの内装の食堂、ブルーのキッチンなど壁の色合いや装飾が色彩の画家らしく素敵でした。

そして印象的なのが、モネも浮世絵のコレクションです。モネの「La Japonaise」という着物姿で広げた扇子を持つ妻カミーユを描いた作品もあるので、日本美術に興味を持っていたことをご存知の方も多いかもしれません。広重、北斎、歌麿、美人画に風景画と沢山飾ってありました。世界中から観光客が集まるモネの家に日本画があるのは日本人として誇らしいですね。

そして睡蓮が描かれた池のあるお庭に行きます

庭園から地下通路を通って行くと先ほどとは全く違う風景です。

池には日本風の太鼓橋が掛けられ、その上に藤棚が配されています。ちょうど満開の時期でとても風情がありました。

睡蓮の池。行った時は、まだお花は咲いていませんでしたが、季節や時間、朝夕、天候で変わる光と色彩の変化を追及したモネもこの景色を見ていたのかしら？と思いを巡らせます。

たっぷりモネの邸宅とお庭を満喫した後は、オランジュリー美術館での「睡蓮」に向けてパリに戻ります　

美術館の入り口で日本語のオーディオガイドを貸して下さいます。

ツアーはここで解散。後は館内を自分のペースでゆっくり好きなだけ見学できます。

やはり最初はモネの８連作「睡蓮の間」に行きました。バス中でのガイドの方のお話では、モネは７色の睡蓮（ピンク、白、黄、赤、紫、ピンクと白、黄と白）を植えたそうです。睡蓮の花１つ１つを近くで見たり、遠くから眺めたり。

皆様もジヴェルニーに行かれたら、ご覧になったのと近い風景の絵があるかもしれませんね。

オランジュリー美術館は他に、ピカソ、ルノワール、セザンヌ、マティスと名画が目白押しです。

朝からとても豊かな気分になれるツアーでした。

皆様も参加されたら、とても素敵な思い出になると思います

ご予約、お問い合わせなど、詳細のご確認はこちらまで

http://www.his-tours.fr/parisTours/giverny.htm

HIS　パリ支店　E.M