毎朝、息が白くなるほど寒い日が続くパリ
もうすっかり季節は冬です


冬といえば、牡蠣の季節
今回は、フランス有数の牡蠣の産地
Cancale(カンカル)
をご紹介しますmemo


私が行ったのは8月のバカンスシーズンまっただ中。
まぶしいくらいの青空と青い海
 

8月は牡蠣のシーズンでは無いので屋台が開いているかドキドキしましたが、屋台も開いていて、たくさんのフランス人でにぎわっていました。
 

カンカルはモンサンミッシェルから比較的近く、サン・マロ湾を挟んで向かい側にあります。
天気がよければ、養殖場の向こうに、ちいさーくモンサンミッシェルのシルエットが見えます。


モンサンミッシェル最寄駅のレンヌ駅から列車で約1時間、サン・マロ駅から出ているCancale行きのバスで往路1時間ほど。
のどかな田園風景や海を臨みながらバスが進みます。

(復路は若干ルートが異なり40分ほどでした。)






Port de Cancaleに到着!
ここから灯台を目印に牡蠣の直売所を目指します。


シーフードレストランがたくさんあります。



バス停を降りてから徒歩数分、灯台の近くに牡蠣の直売所があります

 

たくさんの屋台があって迷ってしまいます
  

No,と書いてあるのが、牡蠣の大きさを表す番号。
Dzは1ダースあたりの値段。

私は、上から3番目に大きいサイズを注文。
注文すると、売り子さんがその場で殻を開けてくれます。

作業代と、レモンもつけて、1ダース6.5€sign03格安ですsign03
私は1人で一ダース頂きました


養殖場を目の前にして、アウトドアな感じで豪快にいただきます。
目の前にはちいさーくモンサンミッシェルのシルエットを望みながら青空の元、贅沢ですsign03

  


カンカルで食べられるのは主にマガキ。
肉厚な岩牡蠣に比べ身が薄いです。

海水の塩味でぺろりといけてしまいます。

 

食べ終わったら、殻は目の前の養殖場にポイして海にかえします。

 
干潟はあたり一面、牡蠣の殻でいっぱい


最後の方はだんだんしょっぱさを感じてくるので、たまたま持ち歩いていたフランスパンと一緒に食べたら、とっても美味でした。
もし余裕があったら、フランスパンと、白ワインを買っていくことをお勧めします



カンカルの牡蠣は、数十年前に貝の病気でほぼ全滅状態になったことがあるそう。
その危機を救ったのが、日本の牡蠣の稚貝なのだとか。
そのため、カンカルの牡蠣のルーツは実は日本の牡蠣なのだそうです。


カンカルは牡蠣の養殖場が主な観光名所なので、滞在時間1時間半ほどで、サン・マロ駅にもどりました。


ブルターニュ地方は牡蠣の他にも、
魚介類の盛り合わせや、ムール貝のワイン蒸し、
りんごのお酒のシードルや、そば粉のガレットなど名物料理がたくさん

魚介類のスープ、Soupe de Poisson(スープ・ド・ポワソン)

そば粉のクレープ・ガレット


モンサンミッシェルにほど近いエリアなので、
カンカル、サン・マロに立ち寄って1日~2日、ゆっくりと
ノルマンディー地方・ブルターニュ地方を観光してみてはいかがでしょうか

(ま)

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