2014.04.12
日本でも「イースター」もしくは「復活祭」という言葉を聞かれることがあると思いますが、フランスでは Pâques(パック)と呼ばれています。パリの子供たちは今日から2週間 Vacances de Pâques(バカンスドゥパック=イースター休暇)で学校がお休みです。
フランスはバカンスの国というイメージがありますが、本当かもしれません。
幼稚園、小学校の休みは、年に4回の2週間の休み(秋:万聖節、クリスマス、冬、イースター)の他に、夏休みが7月と8月のまるまる2ヶ月。その上、水曜日も授業はなし。
大人は、さすがにそこまで仕事を休みを取ることはできませんが、なんだかんだと、子供たちの休みに合わせて各1週間、夏は連続で3週間ほど休みを取る人が大半です。
冬休みとイースター休みに関しては、フランスを3つのゾーンに分けて、ゾーンごとに1週間ずつずらして休みが始まります。
なので、パリは今年は4月12日から27日までですが、例えばマルセイユだと4月19日から5月4日、ボルドーだと4月26日から5月11日までといった具合です。
学校が休みの期間は、観光地や博物館など、また交通機関がやはり普段より混み合いますので、フランスへお出かけの際はフランスの学校の休みの期間をチェックしておくのも良いかもしれません。
尚、今年のイースターは4月20日。
フランスでは、「鐘が復活祭の卵を連れて帰ってくる」という習わしから、この日に子供たちが庭で卵探しをします。実際は卵ではなくチョコレートで代用され、卵ばかりでなく、うさぎや、にわとりなどいろいろなモチーフを見かけます。 今チョコレート屋さんに行くと、どこもイースター用のチョコレートでいっぱいです。
動物の形をしたチョコレートはどれもかわいく、お土産にもおすすめです。
イースター当日フランス人たちがどんな風に過ごすかは、また別の機会に。
(YB)