グルメ 2014.04.08
題名のプレロティってなんだろうと思われる方、きっと多いことと思います。アルファベットで書くとPoulet(=鶏) Rôti(=焼き)で鶏を焼いた料理のことです。
今日は鶏のローストについての記事です。

プレロティはフランスのポピュラーなメニューの1つということができると思います。
レストランへ行くと、よくメインディッシュのメニューのところに、プレロティが登場しますので、覚えておくと便利goodかもしれません。

フランス人たちは、家族が集う日曜日などに、肉屋さんやスーパーで鶏をまるごと1羽買ってきてオーブンで焼き、みんなで切り分けて食べます。ど~んとしているので見た目にもテーブルを彩りますし、鶏肉はくせがなく、嫌いな人が少ないということもあるかもしれません。
切り分ける人は、各自にどの部分を食べたいかを聞いて、お皿に配ります。脂が多いももの部分がいいとか、あっさりした胸肉がいいとか、子供も大人もみんな希望を伝えます。

旅行でフランスにいらっしゃるみなさんも、フランスに住んでいてもオーブンがなくて鶏の丸焼きを作ることができない方も、プレロティはフランス人たちと同じように気軽に楽しむことができますsign01

お惣菜屋さんや、マルシェ、また大きなスーパーのお惣菜コーナーで、大きな鶏の丸焼き専門機械があり、焼きたてをテイクアウトすることができるんですnotes


こんな感じにマルシェの一角にプレロティ専門店が屋台のように立っていたり(奥にオーブンが見えます)


お肉屋さんの店先にこのようにどど~んと機械が置いてあります。
写真だとわかりにくいですが、肉がまんべんなく焼けるよう、肉がささった棒がぐるぐると回っています。

お店のおじさんが忙しそうにしていたので、申し訳なくて至近距離で写真を取れなかったのですが、たいてい肉汁と脂が機械の下のほうに落ちてたまるような仕組みになっていて、そのとってもジューシーな脂でじゃがいもが一緒に黄金色に焼かれています。
個人的には、もしチキンを買うなら、付け合わせとしてそのじゃがいももご注文することぜひお勧めしますhappy01

お客さんがくださいというまで、鶏肉はずっとぐるぐる回っている訳ではなく、ちゃんと良い焼き具合になったら、取り出してストックされています。

尚1羽では大きすぎると言う方は半分だけもお願いすることも可能です。(un demi poulet s'il vous plaît アン デュミ プレ シルブプレと注文)

ぜひ食の国フランスの真髄を味わってみてください。

(YB)

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