ランスから電車で20分ほどのEpernay(エペルネー)という街にも世界に名だたるシャンパンメーカーがいっぱいあります。
駅から徒歩で5分ほどのその名も「シャンパン大通り」へ行くと、シャンパンメーカーの建物がずらり
こちらが通りの看板。フランス語のシャンパンの意:CHAMPAGNEが明記されています
そんな数あるシャンパンメーカーの中で、日本にも輸入されているMOET ET CHANDONのカーブを訪れてみました。
カーブ入り口には、MOET ET CHANDONが作成する高級シャンパンとして有名なドンペリニヨンの名前の由来となったドンペリニヨン修道士の像を発見
カーブを訪れるには、ガイドツアーに参加を申し込む必要がありますが、こちらのカーブでは日本語のツアーも開催されています(日本語ツアーの時間はMOET ET CHANDON社のサイトにてご確認ください)。
料金は、ツアー後のお楽しみである試飲の際にどの種類のシャンパンを何杯飲むかで料金が異なりますので、お好みでお決めください。
こちらがツアー申し込みカウンター。さすがは世界一のメーカー、ホテルのような雰囲気です。
まずはガイドさんが会社の歴史を説明してくださいます。
こちらの部屋は数々のゲストをおもてなししたお部屋とのこと。
ナポレオンや各国の皇族などもいらっしゃったそうです。
そのあとは、ビデオ鑑賞。
日本語ガイドさんと一緒のツアーだと、ビデオも日本語字幕付き
このスクリーンの後ろに地下へくだる階段があり、夏でも肌寒い地下道(カーブ)へ向かいます。
地下道はものすごく広大な上、薄暗く、カビ臭いので、ガイドさんのそばにしっかりとついていないと、ちょっと心細くなってしまいそうな雰囲気
いたるところに醸造中のシャンパンが眠っています。
ガイドさんの説明で、通常シャンパンとミレジメ、ドンペリニヨン、ロゼシャンパンの違いなどをしっかりと理解することができます
随時質問も受け付けてくださるので、シャンパンの知識を深めるとてもいい機会となりました。
こちらのボトルは、澱がどのようにたまっているかを説明するためのもの。
どのように澱を抜いて商品に仕上げるかも理解することができました!
そして最後はシャンパンの試飲タイム
こちらのツアーはお子様も参加することができますが、もちろんシャンパンを試飲することはできませんし、代わりのジュースなどもありませんので、その点はご承知おきください。
ツアーを終了するとブティックコーナーに出ます。
様々なシャンパンはもちろんのこと、ロゴ入りのグッズなどもありました。
フランスが世界に誇るシャンパン、機会があったらぜひその生産地であるシャンパーニュ地方を訪れて知識を深めてみてください。
ランスとエペルネーを結ぶ電車の車窓からは、世界最高級のシャンパンのためのぶどう畑が広がっていて、その景色も一見の価値ありでおすすめです
(YB)