2014.10.06
ここ最近パリを歩いていると、日本人なら誰でも「あ!」と思うであろう日本文化を代表する作品を紹介するポスターをよく目にします。まずはこちら↓
2014年10月1日から2015年1月18日までグランパレにて葛飾北斎の展覧会が行われています。
RERへの通路の青いタイルとポスターの色がちょうど良くマッチしていました。
印象派の画家たちが日本の浮世絵を好んだことなどもあり、フランスで日本の浮世絵はとても人気。
公式サイトによると2016年に東京に北斎美術館がオープンした後は門外不出になるであろう作品を含め500点を見ることができるそうです。
グランパレのサイトはこちら↓
http://www.grandpalais.fr/fr/evenement/hokusai
そして次はこちら
スタジオジブリの原画展
2014年10月4日から2015年3月1日までオーステリッツ駅そばのART LUDIQUEにて「高畑氏と宮崎氏のアニメを理解するためのレイアウトの秘密」という副題にてスタジオジブリのデッサン画の展覧会が開かれています。
フランスでスタジオジブリの映画は絶大な人気。宮崎氏が引退するというときにはすぐにニュースが伝えられました。
こちらのポスターは街路樹の色とちょうど良くマッチしていました。偶然なのかもしれませんが、センスを感じます
こちらの展覧会のサイトはこちら↓
http://artludique.com
最後は展覧会ではないのですが、村上春樹氏の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」のフランス語版が新刊として発売になるポスター。
ホームにある広告パネルの約半分がこのポスターだったあたりに、出版社の力の入れ具合が伺えます。私の周りでも「1Q84」を読んだフランス人の友人がたくさんいます。
日本人としては、これらのポスターを見かけると世界に誇れる日本の文化を実感できて、なんだか嬉しいです
(YB)