2014.10.10
日本からはなかなか行かれない国、北アフリカの国モロッコ。フランス語圏な上、温暖な気候(夏はかなり暑いときもありますが・・・)、おいしい食べ物、安い物価、優しい人々、美しい景色等々素晴らしい条件がそろっているモロッコはフランス人には大人気の旅行先です。
フランスで活躍しているモロッコ出身の人も多く、フランスにとってモロッコはとても近い国。
このブログでも何度かパリ支店で扱っている旅行プランなどをご紹介していますが、そんなモロッコの中でも街の中心が世界遺産となっているマラケッシュの見所を何度かに分けてご紹介していきます。
マラケッシュは新市街と旧市街に大きく分かれますが、新市街の見所の1つがマジョレル庭園。
1920年代に画家ジャック・マジョレルが造園したものを、彼の死後デザイナーのイブ・サンローランが買い取って修復し、一般公開されている庭園。
入り口の通りはその名もイブ・サンローラン通り
入り口に入るとまずは色鮮やかなタイルの噴水が目に入ってきます。
ヤシの木がいっぱいの南国の雰囲気があったかと思えば、
竹がいっぱいのアジア的な小道も。緑の中に色鮮やかな鉢がとても素敵です。たくさんの種類のサボテンが集められた一角もありました。
2008年にイブ・サンローランが亡くなった際、パートナーだったピエール・ベルジェの意向で、彼にとって特別な場所であったこの素敵な庭園の一角に、遺灰はまかれたそうです。
記念碑がひっそりと建っていました。
庭園内のマジョレルがアトリエとして使っていた所は現在美術館となっています。
それとは別に小さな部屋では、イブ・サンローランが毎年送っていた年賀状(=クリスマスカード)のコレクションを見ることができます。
毎年、LOVEの文字とともにデザインしたカードを送っていたそうです。
洋服やバッグのデザインとはまた違った彼の素敵なセンスを見ることができます。
マジョレル庭園は、ロバや馬、屋台等々が行き交う広場やスークのものすごい喧噪とは全く別世界で、まさに楽園のような空間でした。
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マラケッシュでのフリータイムもあります!
https://www.his-tours.fr/ヨーロッパ観光/モロッコ/article/モロッコ3都市周遊4泊5日
(YB)