2015.04.06
今日はフランスではPâques:パックと呼ばれる復活祭の日です。キリストの復活を祝う日ですが、それと同時に春の到来を祝う日でもあります。
クリスマスと同様に、家族そろって過ごすというのが一般的。そして忘れてはならないのがキリスト教の「鐘が復活祭の卵を連れて帰ってくる」という習わしからの、庭での卵探し。実際は卵ではなくチョコレートで代用され、卵の他に庭にいるような動物たちの形のチョコレートを大人たちが隠して、子供たちがそれを探すというのがこの日にはかかせないイベントです。
パックの1ヶ月前くらいからチョコレート屋さんやお菓子屋さん、スーパーの店頭では卵やうさぎ、犬、鶏、ひつじ、豚、牛などの形をしたチョコレートがずら〜り。
うさぎやあひるなど見ていて楽しくなります。パックの前日は、この「卵探し=チョコレート探し」イベントのためにチョコレートを買い求める人でチョコレート屋さんは長蛇の列のところもいっぱい。
当日は
こんな感じに庭のあちこちにチョコレートが隠しておきます。
今日はとても肌寒い1日だったのですが、太陽の日差しは強かったようで、直射日光が当たってしまったチョコレートは少しの時間だったにもかかわらず溶けて、あひるの頭がない?!という子供が見たら泣いてしまうような状態になってしまったチョコレートも(苦笑)
隠し場所には気をつけないといけません。
庭での卵探しはしないにしても、この時期にしか見つけられないかわいいチョコレートがいっぱいですので、お土産にもぜひどうぞ。
(YB)