10月に入り、早いもので今年もあと3ヶ月となりました。パリは最近お天気が続いていて、日中は太陽がまぶしいくらいですが、朝夜の冷え込みは確実に秋の深まりを感じます。
紅葉にはまだちょっと・・・という感じですが、栗の木が今、シーズンを迎えています。木の下にいると、ふってくるくらいたわわに実った栗の木がいっぱいです。ただ栗だけならいいけれども、イガグリも一緒に落ちてくることがあるので要注意です!
栗の木は公園やマンションの敷地内などにも気軽(?)に生えていますが、パリ近郊のサンジェルマンの森やヴァンセンヌの森、ムドンの森などに出かけると、いっぱい栗の木があって、この時期栗拾いを楽しむことができます。
週末には森林浴がてら、袋を片手に栗拾いをする人たちの姿をいっぱい見かけます。ニュースによると、今年は特に大ぶりの実が多い豊作の年とのこと。
栗の木を見上げるとイガグリと葉っぱの向こうに秋の高い青空が見えて清々しい気持ちになります。
そして地面に転がる栗たち・・・。万国共通の注意ではありますが、拾う際には手を怪我しないように軍手をはめるなど、注意が必要です。
落ちたばかりの栗は艶やかに輝いています。
日本では栗を入手したらまずは栗ご飯!といったところですが(私だけ?)、フランスではお菓子に使うか、肉の付け合わせに使うというのが王道でしょうか?
こちら↑は、スーパーなどでも売られているマロンクリーム。結構甘めではありますが、日本の栗かのこを思い出すようなこってりしていてあきのこない味わい。このメーカーのクリームは写真の100g缶や歯磨きのようなチューブに入った少量のものからクレープ屋さんなどの業務用?かと思うようなサイズまで(でも甘いもの好きが多いフランスでは、家庭で普通に消費します・・・)いろいろな大きさが売られているので、用途に応じて購入可能です。
パッケージもかわいいので、小さなサイズは大人数へ配るお土産にもいいかもしれません。
なんだかとってもマロングラッセやモンブランが食べたくなってきてしまいました・・・。
(YB)