2015.11.20
同時多発テロ発生から明日で1週間。昨日はパリ北東部のサン・ドニにて犯人の逮捕のための銃撃戦があったり、非常事態宣言の2月までの延長が議会で選択されるなど、まだ落ち着かない部分も多く残りますが、お店やレストランは通常営業、公共交通機関も通常運行と日常生活はあまりテロ発生前と変わった様子が見られないというのが、実際の現地の様子ではあります。
特に変わった部分といえば、施設へ入場の際のコントロールの強化、警察や軍隊が観光施設や駅などでいつもより見回りを強化しているといった点です。
そして今日は11月の第3木曜日。ボジョレーヌーボーの解禁日!!!!しかし、テロの直後の影響でか、あまりお祭りムードを全面に出しているところは少ないように感じました。
スーパーのモノプリでも、毎年、売り場の前面にコーナーが設けられるのに、ちょっとひっそりとしたところに売り場を発見。
ワイン専門店のNICOLASでも
店頭には一切ポスターがなく、奥に並んでいるのみでした。
今日は毎年多くの人が集まる、12月初旬に行われるリヨンのFETE DE LA LUMIEREのキャンセルも発表されました。テロに屈しないとして通常通り行わるイベントと、安全を第一にキャンセルされるイベントとがあるのが現状といったところです。
(YB)