アート
2016.09.21
今年はめずらしく長く続いたパリの夏も先週まででとうとう終わりを告げたようで、パリはすっかり秋の様相です。
日がだんだん短くなって天気も曇りがち・・でもがっかりしないで下さい!
秋といえば、食欲の秋!スポーツの秋!そして芸術の秋!!!
というわけで先日素敵なアートギャラリーにお邪魔させて頂きました。
ギャラリー・ペール・タンギー
ゴッホやモネなどの著名な印象派画家達が有名になる前に実際に集った場所ということで、現在はパリの史跡となっております。
ギャラリー内には色彩や構成がなんとも美しい江戸時代の浮世絵が展示されています。
なぜ印象派ゆかりの場所に浮世絵??と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
日本の芸術は当時の印象派画家達に多大な影響を与えたのです。
ジヴェルニーにあるモネの家を訪れたことのある方は彼の家に飾られたたくさんの浮世絵をご覧になったと思います。
ギャラリーでは本物の浮世絵を実際に手に取って見ることができ、100年以上前に摺られたにも関わらず色鮮やかな和紙の手触りをリアルに感じることができます。
偉大な印象派画家達の発祥の地とも言えるその場所で、日本芸術の素晴らしさに改めて触れる事のできた、まさに芸術の秋を大満喫した私でした。
◆ギャラリーの詳細◆
14 rue Clauzal 75009 Paris Tel: 01.48.78.77.41
開店時間 火曜日から土曜日13h~19h、日曜日13h~18h