サイパン島のオリジナリティを活かしたお食事ができるレストランは、島内に色々あるのですが
最近おもしろいのは、もともとは小さなスタンディングカフェから始まり、今では二階建てのカフェ&ビストロとして展開中のチャカフェ&ビストロのチャモロ風フレンチ。
でも、今日はそのチャモロフレンチではなく、7月と8月の限定メニューのご紹介です。
今日のお出かけ先は、ガラパン地区はハイアットリージェンシサイパンの中
鉄板焼きレストラン。
グランドメニューから、真っ先に目に飛び込んできたお肉メニュー。
28日間の熟成リブアイとか、28日間の熟成トマホークチョップとか
もう見るだけでお腹がぐるぐる。しかもHouse28day dry agedとかいてあるので
ホテルで専用の熟成庫がある気配。
おいしいお肉がさらにおいしく準備されるのですね!
アラカルトメニュー以外に3つのコースメニューもあり、
3つのコースメニューの中では、2019年07月現在だとお一人様あたり125ドルの
アンリミテッドコースはとてもお薦め。前菜から一通りコースで召し上がっていただき
そのあと、お気に召したお料理は再度オーダーして召し上がれます。
オーダービュッフェとまではいかないのですが、このアンリミティッドメニューに含まれる
お料理なら追加オーダーOK。しかもお値段はコースのご料金のみでOKというお得な
メニューです。一通り召し上がった時点で結構なボリュームでお腹が一杯になるのですが
あのお味、よかった!もう少しだけいただきたいという時にうれしいメニュー。
でも、今日の目的は、このアイランドセットと呼ばれる季節のメニュー。
鉄板焼きというと和食イメージのところ、お名前どおり
サイパン島風の鉄板焼きメニューがこの夏7-8月の間期間限定メニューとして誕生。
クリーミーな帆立のケラグエン(サイパン島のケラグエンのお料理については、検索すると、すぐでてくるのでぜひご覧ください。チキン、ビーフ、海老、タコ、フィッシュと
色々なバージョンございますが、このメニューでは帆立。)
サイパン産チリペッパー、ココナッツミルクとレモンやジンジャーが程よくきいて
おります。
前菜の次は、まずはシーフードから。海老がぷりぷりです。
アイランドファーマ―ズバスケットとなづけられた、地元産焼野菜メニューとご一緒に。
お隣の島ロタ産のサツマイモは有名です。ほどよく蒸し焼きでホクホクでした
なすびやカボチャ。この日はカボチャではなくチェリートマト。焼かれて
自然のトマトの甘味が増し、さっぱりと美味しくいただけます。
つづいてお肉は、アンガスビーフのサーロイン。ドライチリやガーリックと
一緒に仕上げてくださるのですが、お味が控え目なので、お好みで
ガーリックを多めとか、ドライチリ多めなどリクエストなさるとよろしいかも。
私たちは、やっぱり・・・のドライチリがふりかけ状態でやっと満足。
各お席の前でシェフが、ARE YOU READY?と鉄板焼きエンターテイメント
の瞬間、御旅行中のお客様は、皆様各テーブルでお写真とって楽しそうでした
シェフが鉄板越しに、ご家族のお客様の御写真とって差し上げてるご様子拝見した時は
ご旅行中のいろんなシーンの想い出写真ができていいなあ とほんわりとした気分に。
キッチンで調理されたものをテーブルでいただくのと違い、目の前で
シェフが鮮やかな手つきで調理なさる手の表情や動きをみるだけでも
楽しい。食欲がどんどんと増すよい香り。どんなお味に仕上がるのかワクワクします。
他のコースメニューと比べると、ややボリュームにかけるような気が最初はしたのですが
頂いてるうちに、だんだんお腹が一杯に。
最後はアチョーテ(チャモロ料理のレッドライスという日本のお赤飯のサイパン版
小豆などでの色付けではなく、このアチョーテの実でレッドライスが調理されます)
そう、そのアチョーテを使ったフライドライス。
面白いことに最後卵でまいてくださり、一見オムライス状態。
もうこれだけでもお腹が・・
卵の上にケチャップをトッピングしてくださったのですが、ケチャップの
味がきつくて、せっかくのレッドライス風のフライドライスのお味が負けて
しまい、ケチャップなくてもいいかなあと感じました。
最後のデザートは、普通にバニラのアイスクリームでした。
デザートも少しアイランド風だったらさらに、サイパンスタイルが楽しめて
よかったかも。
このアイランドセットメニューは7月と8月の限定メニューのようです。
ぜひ、この夏のご旅行の際にいかがですか?
By ROCKWELL