ロサンゼルスのダウンタウンに2002年完成された、聖母マリア・大聖堂(CATHEDRAL OF OUR LADY OF THE ANGELS)を御紹介します。再開発が進むダウンタウンに大聖堂があるの?と思われるかもしれませんが文化的なエリアが少なかった近年の都市計画としてここダウンタウンの一画に建築されました。
本来、人々が集まる運河などを中心に建築されている所が多いようですが、ここロサンゼルスの大聖堂はフリーウエイのすぐそばにあります。人々の流れがフリーエイを中心に動いているL.A.なので、フリーウエイをまるで運河にたとえたようにも感じます。

2002年に完成したこの大聖堂はスペイン人の建築家ラファフェル・モネオ(Jose Rafaael Moneo)によって完成しました。
入り口に構える大きなブロンズ像
大聖堂内は3000人がミサをあげることができるほどの広さです
祭壇正面にはイエス・キリストのブロンズ、右手には聖歌隊席を備えた立派なパイプオルガン。
約15メートルものアラバスター(縞大理石)の十字架
壁には2重フロストグラスを用いて聖堂内には柔らかな光が差し込みとても神秘的です
側面には祈りを捧げる信者達の絵
イエス・キリストの肖像画にも熱心に祈りを捧げる人々がいます。ヒスパニック系住人の比率が高いここロサンゼルスではカソリック教徒がとても多く住んでます。
500年も褪色しないと言われているベージュ色のコンクリートを用いた建築と、外観、内部とも非対称のデザインが特徴です。ダウンタウン散策の際はぜひ立ち寄って見てください。ディズニーコンサートホール、現代美術館など文化エリアに近く、カフェやギフトショップも併設している観光スポットになっています。
聖母・マリアカテドラル(CATHEDRAL OF OUR LADY OF THE ANGELS)
555 WEST TEPLE STREET,LOS ANGELES, CALIFORNIA,90012
ALX