スポーツ 2012.02.18

2012年PGAツァーの第7戦、ノーザントラストオープンが今年もロサンゼルス近郊のリビエラ・カントリークラブで開催されている。

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H.I.S. ロサンゼルス

パシフィック・パリセーズ、サンセット・ブルバード沿いに正面入り口があるリビエラ・カントリークラブ。


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正面のゲートはサンセット・ブルバードを少し入り、閑静な住宅街の中にある。プライベートのカントリークラブだけあってセキュリティーは厳しく、一般の人々は普通の時も入らしてもらえない。写真は今年のトーナメントの開催前、多分、大会関係者の車であろう。。。

1926年に第一回大会が開かれ、今年で86回目を迎えるこの大会は、PGAツァーの中でも古く歴史のある大会となっている。


過去の出場選手もその時代時代を背負った選手が出場し優勝をしている。1940年代から50年代を代表したベン・ホーガンは、1942年に優勝しその後、1947年と48年と連続制覇。ベン・ホーガンとともにライバルとして当時のゴルフ界を盛り上げたサム・スニードやバイオン・ネルソンも45年・46年と優勝している。


50年代や60年代はテレビの普及でゴルフ中継も盛んになっていった。お茶の間で楽しめる時代に入りそれと同時にアメリカのゴルフ人口も増えてきた。当時、その立役者となったアーノルド・パーマーも63年大会と66年・67年と2年連続の優勝。


これまで数多くのスター選手がこのトーナメントに出場しており、80年と82年に優勝しているトム・ワトソンを始め、ここ20年でも抜群の人気をほこるフレッド・カプルスやフィル・ミケルソン、南アフリカの実力者、アーニー・エルスと言った選手たちも複数の優勝を果たしている。


ただ以外なのは、60年代・70年代、ゴルフの帝王と呼ばれ史上最強のゴルファーと呼ばれているジャック・二クラス、そしてその二クラスに追いつき追い越そうとしている(今はスランプから抜け出そうとしているが、、、)こんにちの第一人者タイガー・ウッズの両者にこの大会での優勝がない。二人合わせたPGAツァーでの勝利数は驚異の144勝なのだが。。。


今年もタイガーは出場しないものの、出場選手の顔ぶれが豪華で一番人気のフィル・ミケルソンを始め、今年で30回目の出場となる52歳フレッド・カプルス、世界ランキング1位イギリスのルーク・ドナルドや、その他、将来が有望視されている、リッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソン、オーストラリアのジェイソン・デイ、そしてこんにちの飛ばし屋、ババ・ワトソンといった選手たちが出場している。日本からは石川遼が予選を通過したものの、2008年にPGAツァーで1勝をあげている今田竜二、そして池田勇太は残念ながら予選通過はできなかったようだ。


今年も開催地はリビエラ・カントリークラブであるが、1926年から数えてロスアンゼルス近郊でリビエラの他、もろロスアンゼルス市内に位置するウィルシャーCCやフォックスヒルズCC、隣町にあるイングルウッドCC等など開催地が毎年のように移り、またパブリックでお馴染みのグリフィスパークのウィルソンコースでも1937年から39年まで期間この大会が開かれていた。


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グリフィスパーク、ウィルソンコース、1番ホール。正面日陰の部分にグリーンが。。。 ここでPGAツァー、ロスアンゼルスオープンが開かれていたのだ!




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18番グリーン。1ヶ月ぐらい前にサンタアナの突風が南カリフォルニアで荒れ吹き、後方の木々が折れたりしている。


グリフィスパークはダウンタウンLAから車で30分ぐらいのところにあり、コースはウィルソンとハーディングの2コースがある。今から70年余り前に同大会がこのウィルソンコースで開かれ、我々一般のゴルファーも$44.00を払えば昔PGAのトーナメントが開催されたこのコースでプレーができる市民ゴルフ場だ。

地図  


開催から1970年初期あたりまでLA市内や近郊のカントリークラブで毎年転々と開催場所が変わったが、70年代前半あたりから現在に至って開催コースがこのリビエラCCに一本化されている。


大会名もロスアンゼルス市内・近郊で開かれていることから、ロスアンゼルスオープンと呼んでいたが、スポンサー名を使用するようになり80年代の終わりからニッサンオープン、2008年からは今のノーザントラストオープンに大会名が変わっている。


今年もノーザントラストオープン、無事最終日を迎えることができており、優勝者の行方が注目される。勝ってほしい選手の一番手はやはり、フィル・ミケルソンのようだ。


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まだ発表にはなっていないようだが、来年度も2月にこのリビエラ・カントリークラブでノーザントラストオープンが開かれるだろう。。。 その時をまた楽しみに。。。

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木下 一













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