
ロサンゼルスダウンタウンから西へおよそ1時間、第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンを記念して作られた図書館です。
アメリカの歴代大統領は退任後、記念の図書館を設立することになっていて、映画俳優からカリフォルニア州知事も含めゆかりのあったこの地に立てられました。
図書館への入り口のゲートです。
上る坂道にはこれまでの歴代の大統領の肖像と、在任期間を見ることができます。
入り口のロビーには在りし日のレーガン大統領の肖像画があります。
大統領の足跡をなぞるように、様々な展示品を見ることができます。中にはホワイトハウスの執務室も再現されています。
この図書館の最大のみどころは、なんと実際に利用されていたエアフォースワン、大統領専用機を見て、中に入ることができます。ハリソンフォードの映画でもお馴染みですよね。中は撮影をすることができませんが、大統領専用機ならではの作りになっています。
冷戦時代にソビエト連邦のゴルバチョフとも歴史的な会談を重ね、強いアメリカの象徴でした。
レーガンはホワイトハウスを去った4年後の1992年、アルツハイマー病と診断されます。病は年を追う毎に進行し、ナンシー婦人は自宅にホワイトハウスの執務室を再現し、レーガンはそこで新聞を読むなどの「執務」を毎日数時間行うことによって症状の進行を食い止めたそうです。
1994年11月5日、彼は国民にあてた手紙という形でアルツハイマー病の病状を公表した。レーガンの最後のメッセージ、『I now begin the journey that will lead me into the sunset of my life. (私は今、私の人生の黄昏に至る旅に出かけます)』という言葉は、多くの人々に深い感銘を与えました。
庭には冷戦終結の象徴のベルリンの壁があります。
この図書館の裏手に彼は眠っています。1980年代のアメリカの出来事を思い出すことができると思います。
--------------------------------------------------
Ronald Reagan Presidential Library
24時間オンライン予約可能!
アメリカ、カナダ、メキシコ主要都市お得なオプショナルツアー情報はコチラから