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2006.06.30
ご 存知の方もおられると思いますが、パリを中心とした世界中の街には、もう既に多くのインベーダーが生息しています。中でもパリは一番侵略されており、歩いていると到る所で遭遇します…実はこれフランス人アーティスト
、その名も「スペース・インベーダー」さんの街角アート作品で、1998年からパリをはじめとする彼のインベーダー世界侵略活動が開始され、今ではヨーロッパのみならず、アメリカ、オーストラリアなどにまで広がり、なんと東京にまで生息しているそうです。インベーダーは様々なスタイルがあり、主にタイルやルービック・キューブなどを使ったモザイクで街角や橋の 付近などに景観を損ねない程度に生息しています。まれにお役所の方やスコア狙いのファン（ゲームがあります）にうっかり見つかって塗りつぶされたり、剥がされたりしていますが侵略はおさまりませ
ん。それどころか彼の公式ホームページでは、歩くとインベーダーの形が残る“侵略シューズ”や誰でもインベーダーを繁殖させることができる“侵略キット”（モザイク・タイルなどが入っています）などが販売され、彼の地球侵略活動は留まる事を知りません。また このサイトではインベーダー侵略世界分布図もあります。パリっ子たちの間では気づかない人がほとんどで、 気づいてもさすがアートの国、これも｢芸術の一環！｣と寛大だとか･･･私もかなり遭遇しましたが、みんな違う色・形なので見つける度になんとなく楽しい気分になります（反対派の方、ごめんなさい）。皆さんの街は大丈夫ですか （パリ支店 F.T.）
「スペース・インベーダー」さんの公式ホームページ
http://www.space-invaders.com/
写真提供： Keiko ONODA
