ワインの聖地と呼ばれる「Beauneボーヌ」はワイン産業で成り立つワインの街。城壁に囲まれた小さな街には到る所にワインの試飲ができるカーヴがあります。中でも毎年11月の第3日曜日に行われる「栄光の3日間」(ワイン競売期間)は、多くのワイン関係者や観光客で賑わいます。また観光としてはモザイク模様の屋根が美しい施療院(オスピス・ドゥ・ボーヌ)が有名で世界中の観光客が訪れています。 特に中庭を囲むモザイク模様の美しい彩色瓦の屋根は圧巻!1443年、貧しい人びとの救済のために建立させたこの施療院は、当時の地主達からの寄付によるぶどう畑で造られたワインが資金源だったそうです。 今は博物館、一部は 老人施設として機能し、葡萄の栽培も続けられています。また8年の年月をかけて制作されたロジェ・ファン・デル・ヴァイデン作の祭壇画「最後の審判」 芸術的な価値が高く必見だそうです。現在もここで作られるワインは、慈善オークションにかけられ、高い売値がつことで有名なそうな…

 その後見学を終えて、石畳の街をぶらぶら散策。お土産屋さんでワインマップや絵葉書、ワイン選びに重宝しそうな年代表などを買ったり、ワイン博物館を見学したりしました。

 時間もそこそこ経って、 そろそろお腹が空いてきたので夕食へ! せっかくだから名物料理を…と、 個人的にも大好きな エスカルゴブッフ・ブルギニヨン(ブルゴーニュ風牛肉のワイン煮込み)が食べれるレストランを探しました。 いくつかのレストランでこの2つが入ったメニューが20ユーロ前後であったので、適当な店に入りました。にんにくの香るエスカルゴ、赤ワインでじっくり煮込まれた牛肉、ジャガイモ、玉ねぎ、インゲンをブルゴーニュ産のピノワインと一緒に美味しく頂きました。美しいもの、美味しいもの余韻に浸りながら…その夜はボーヌで1泊しました。

 翌日はマスタードで世界的に知られるディジョンへ!…続く

 (HISパリ支店 F.T.)

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    2024.11
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