フランスのおすすめ観光地
2008.10.14
朝06h05、TGVはポー(PAU)の駅に到着しました。結局明け方2時間ぐらいは眠れたような気がします。
外はまだ真っ暗です。
眠い目を擦りながら電車を降ります。
思ったよりも電車を降りる人がいたのでちょっと安心しました。
駅にいても寒いので、街の中心へ行ってカフェを探すことにしました。
ポーの街は丘の上にあるので、駅を出てから通りを渡ったところにある階段を上っていきます。
通常なら無料のケーブルカーがあるそうなのですが、まだ午前6時では運転を開始していませんでした。
10分もしないうちに、市の中心のロワイヤル広場に到着しました。
奥には市役所がライトアップされていました。
市役所を過ぎて、この街のメイン通りらしきMarechal Joffre通りに出てみます。
カフェやパン屋さんがありましたが、まだ歩いている人も誰もおらず、お店もみんな閉まっていました。
朝6h30、ひっそりとしたメイン通り。
7h00には開くパン屋さんがあるということで、7h00まで待ってこの通りにあるパン屋さんに入りました。
カフェオレと、出来たてのあつあつパンオショコラを注文しました。
パンオショコラと暖かいカフェオレがお腹に入っていくと、生気が戻ってきました。
ようやく体の眠気も覚めてきました。
しかもどちらも値段はパリのちょうど半額ぐらいでした。
朝食を終えて外へでると、既に空が薄明るくなっていました。
ピレネー山脈が遠くに見えます。
Marechal Joffre通りをまっすぐ城に向かって歩きます。
5分程歩くとポー城の前の広場にでました。
アンリ4世が生まれたポー城。
Chateau de Pau
城の広場からは下町が望めます。
ピレネー山脈がよく見えるという、ピレネー大通に出ると、空が明るくなってきました。
もうすぐ日の出のようです。
そのままピレネー大通を歩いていきます。
太陽が見えてきました。
空気がとっても澄んでいて、とっても気持ちの良い朝です。
このような朝日が見れるなら夜行で来た甲斐があったな・・・と思いました。
朝日が出ると、周りの建物も一気に色づきはじめました。
ロワイヤル公園の前のこの広場は、ちょうど階段を駅から上ってきたところであり、またケーブルカーの発着地でもあります。
ケーブルカーも運転を開始し始めました。
ケーブルカーは3つの個室だけがありました。
観光客が多いときなどはすぐにいっぱいになってしまいそうです。
まだ眩しい朝日に向かってピレネー大通を横断します。
大通りから望むピレネー山脈の山々には朝もやけがかかっていて、すがすがしい朝です。
日本の山岳地帯の朝にちょっと似ているような感じでした。
紅葉している葉っぱが朝日に照らされていてとってもキレイ。
しかもここの公園、マイナスイオンがいっぱい出ていそうで、体がリフレッシュされました。
このピレネー大通り、ポー城の反対側にはポーモン公園とカジノ施設になっています。
ピレネー大通りの端から端まで歩きました。
再び来た道を引き返します。
山がもっとはっきり見えるようになってきました。
この大通りのテラスには、数メートルごとに下のようなサインがあります。
これはその位置から見たときに煙突に針がささったような建物があるのですが、その針のようなものの先にぴったりと合う山の名前と高さが書いてあります。
一つ一つどの山か確認しながら歩けるので楽しみも増えます。
今まで持っていたポーのイメージは、ピレネー山脈の中の田舎町というものでしたが、これが全くのハズレ!
大通り沿いには豪華そうなホテル、お洒落なバーやカフェが並び、メイン通りにはブランドの服や靴屋さんが並び、リゾート地の雰囲気でいっぱいでした。
アパートでしょうか?ホテルでしょうか?
大通り沿いには大きく立派な建物が並びます。
ピレネー山脈の麓にポー駅が見えます。
大通りではジョギングや散歩をする人たちを見かけます。
こんな景色の良いところを走るのは気持ちが良さそうです。
ケーブルカー発着所まで戻ってきました。
次の目的地はピレネー山脈をバスで横断するためのパスの発着街、オロロン・サント・マリーです。
電車の時間まではまだ2時間ほどあります。
インフォメーションセンターによってみました。
ポー城に興味を持った友人と、ポー城の見学ツアー(約1時間)に行くことにしました。
次へ続く・・・
(HISパリ支店 NI)