Château de Vaux le Vicomte の続きです。

ここまで来るのに既に予想外(?フランスでなら予想できますが・・・)の出来事
がありましたが、何とか無事にお城に到着しました。

何もない草原の中に突然お城が現れます。
H.I.S.パリ支店の日記

こちらが受付です。
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受付に行くと、既に30mほどの列がありました。

並びながら下のお土産屋さんを眺めます。
お土産屋さんもおもしろそうです。

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・庭の入場

・お城の中の入場
・それと夜のshineキャンドルナイト(夏季の土曜の夜のみ)の入場
全て込みで大人一人19ユーロです。(2009年6月時点の情報です。)

他に比べ、少し高い気がしましたが、ここで一日過ごした後では納得できる金額でした。

受付を出ると、まずセルフレストラン、カフェのL'ECUEILLE(フランス語でリスの意)があります。

このカフェは、雰囲気もよく、こんな天気の良い日には最適のテラスです。

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MELUNで既にお茶をして来てしまった私たちは、ここでお茶がしたかった・・・と少し後悔しました。。。

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次に出たのは、中庭と馬車の博物館です。

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中はこんな感じです。
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博物館を一周して、外に出ました。
眩しい過ぎるくらいの晴天です。
sun久しぶりにこんな青空を見ました。

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そしてお城に入ります。

このお城は、もともとルイ14世の時代、財務卿であったニコラ・フーケという人のお城でした。

このお城の美しさに嫉妬したルイ14世が、ニコラ・フーケを牢獄へ入れてしまい(ルイ14世はまだ若かったので、実際そのように仕向けたのはコルベールということです)、ヴォルヴィコント城より大きくて美しいお城を、ということでヴェルサイユを建設した、

というのはとても有名な話です。
ヴェルサイユ宮殿のツアーなどでもガイドさんがよく話しています。


ヴェルサイユ宮殿の建設は、ヴォルヴィコント城の設計者、また庭園の設計者ル・ノートルなど同じ人物を起用しました。


そんな悲劇的な歴史があるからか、フランス人はこのヴォルヴィコント城が好きな人が多いようです。

また、現在このお城はプライベートで、ヴェルサイユなどのように

国から修復費用が出ないため、昔のまま残っている部分も多いそうです。

ちなみに現在のオーナーはこのお城の2階に住んでいるそうです。


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とっても喉かなお城です。

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少しパリから離れているため、観光客も混雑する程はいませんでした。

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お城の中の見学開始です。run

こちらはバスルーム。

真ん中の木製の箱がバスタブで、隣にトイレがあります。

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こちらはベッドルーム。
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ヴォルヴィコント城の建築、修復などの設計の様子もプレゼンテーションされていまいた。
建築に興味がある人にはとても興味深いのではないかと思います。

そして、木組みのドームへ上がっていきます。

40cm程の細い螺旋階段を上っていくと・・・

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ドームの展望台へ出ます。

階段の先に待っていたのは、

shineこの素晴らしい景色shine

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展望台を1周してみました。

展望台へ次々に上がってくる観光客は、皆感銘の声を上げていました。shine

先ほど通ってきた中庭と、馬車の博物館↓

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もう一方の建物は入場できませんでした↓

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庭園にあるテラス、バーも見えます。
あの赤いパラソルのあるのが、奮発して予約を入れた今晩のレストランです!

(キャンドルナイトのある土曜のみオープンするそうです)
お城の周りには広大な森が広がっています。

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この展望台からの景色はいくら時間を費やしても飽きません!
また夕暮れ時もキレイなのでしょうね。

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ドームから降りて見学を続けます。

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お城の今まで見学してきたところは、実際の貴族の部屋やタピストリー、絵画などでしたが、
ドームを過ぎてからの見学は、アミューズメントパークのように、動く人形が声で解説したりします。

最初に登場するのは、ニコラ・フーケ。

リスが好き(?)だったらしく(家紋がリスだったのでしょうか?)、このお城にもいたる所にリスのマークが見られます。

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こちらは舞踏会の様子でしょうか?

鏡に実際に踊る様子が放映されています。
テーブルにはいっぱいのマカロンも。
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見学は地下に続きます。
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地下はひんやりしていて涼しいです。
暑い日には冷蔵庫に来たようで、気持ちがいいです。
ただ、上から水滴が垂れてきて、床が非常に滑りやすくなってきていますので、ご注意下さい。

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少し歩くと、いきなり牢獄の暗闇の中にが・・・!

びっくりしましたが、もちろん人形です。
地下の牢獄には、捕まった後のニコラ・フーケの様子が展示されています。
(実際にここの城の地下に捕まっていた訳ではありません。。。)

こんなに見事なお城に居ながら、いきなり窓も無い狭い牢獄に閉じ込められたニコラフーケ。
このお城に帰る日を夢見ていたのでしょうか・・・?

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地下道を通っていきます。。。

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唯の地下道かと思っていたら、突然文字がライトに照らされて浮かび上がってきました。

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地下道の先には、キッチンと食堂。

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フランス人の当時の生活様式が見れて興味深いです。
でもよくよく見ると、フランスの田舎では余りこの当時と変っていない感じがします。

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長テーブルに、木製・藁の椅子、
フランスの田舎でもこのようなリビングをしばしば見受けられます。

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食堂を過ぎると、造園家、ル・ノートルのエクスポジションがあります。

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城から庭園に出てきました。

こちらがちょうどお城の正面になります。

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お城の装飾にもリスが描かれています。
獅子(?)のような動物を両脇に従え、たくましそうなリスです。

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丸いドーム屋根の上に見えるのが先ほど登った展望台。

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次は庭園を見学します。

つづく

(HISパリ支店 NI)

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    • 投稿: his-paris -2009年6月16日 (火) 15時08分

      ■Re:とても感激です
      >美登里さんありがとうございます。ヴォルヴィコント城はのんびりしていてちょっとパリの喧騒から離れてゆっくりできました。つづきの庭園散策と夜のキャンドルナイトも今後少しずつUPしていきます。これからUPする分なのですが、夜のキャンドルナイトはとても人気があるようで、昼間よりも夜の方が混雑していました!

    • 投稿: 美登里 -2009年6月15日 (月) 15時49分

      ■とても感激です
      NIさんいつもレポ有難うございますベルサイユの庭園やお城を設計した方とは…的確なレポでもういって堪能した錯覚をしました速く行きたいフランス旅行沢山調べてレポート活かせて心に残る旅行を計画しますもちろんモンサンミッシェルやシャンパンは譲れません(笑)フランスは本当に歴史を肌で感じられるんですね!何百年前の建物をその時代の人と同じ空間を体験出来るなんて本当に感激です先日銀座でマカロンを買って少しだけフランスを味わいました本場のマカロン&シャンパンを夢見て着々と用意してますこれからも沢山オススメのスポットをアドバイスお願いします。NIさん…はお疲れ様でした。

    

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