プロヴァンス地方を巡る旅の続きです。

アヴィニョンから、ローヌ川対岸の町、

Villeneuve-lès-Avignon

へやってきました。

通常アヴィニョンから出ている市バスで10分程で到着するのですが、バス代(といっても2ユーロ弱)を浮かそうと、無料の渡し舟でローヌ川に浮かぶ島まで行き、そこから1つ手前の橋まで戻って歩きました。

しかしながら、それが失敗の元で、小さく見えた島が意外と大きく、橋まで戻る頃にはサンサンと輝く太陽と強風で体力がかなり消耗していました。
水が飲みたくても、お店もなく、喉の渇きと暑さと格闘しながら対岸の町まで歩きました。

結局1時間以上かけて、フィリップ・ル・ベル塔に到着↓

H.I.S.パリ支店の日記

サンアンドレ城もようやく見えてきて、ちょっと元気を取り戻しました。
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教会が見えました。
村の中心にはいつも教会があるので、とりあえず教会に向かって歩きます。
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村に入ってからは、ただ歩いているだけでも家のデコレーションなどを観察できて退屈しません。

ヴィルヌーヴの村はアヴィニョンと違って、とってもひっそりとしていて穏やかです。
なんだか一日中ベンチでのんびりと過ごせそうな雰囲気でした。

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教会の中に入ってみました。
中庭には村の人がいました。
村の人曰く、ヴィルヌーブの村はアヴィニョンよりも乾燥していて、気候もちょっと異なるので、教皇が避暑地として訪れていた、ということです。
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教会からサンアンドレ城までは歩いて15分ほど坂道を登っていきます。

丘の上の方までくると、アヴィニョンの町が見えました。

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丘の頂上に サンアンドレ城 がたっています。
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外側からはとっても堂々とした作りです。
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入口から中に入ります。
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入口で入場料を払い、内部へ。

(アヴィニョンでは指定された箇所は2回目から割引があります。)
城の中、とはいっても中は既に廃墟となっていて、野原しかありません。
でもこの方がなんだか趣があっていいです。

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城を取り囲む壁だけが取り残されています。
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塔に上る螺旋階段がありました。
中は殆ど暗く、狭いので、足元に注意して上ります。
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一番上まで出ました。
アヴィニョンの町からは巨大に見えたサンアンドレ城も、実際中からみると、意外と普通のサイズでした。
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塔からのヴィルヌーヴの村の眺め↓
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塔から塔へ歩いてきます。
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外壁の上からの眺めです↓遠くに見えるのがアヴィニョンの町



城の見学を30分程で終了すると、ちょうど閉館時間の6時になっていました。

城を出たところで、丘を登ってようやくお城にたどり着いた観光客が何人かいたのですが、結局お城には入場できなかったようです。
せっかく坂道を登ってきたのにちょっと気の毒でした。

夕方6時をまわってもこの青空。
近くにはサボテンも生えていて、乾燥した気候はフランスでは無いようでした。
丘を少し下ったところからお城を見上げました↓

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村の中心に戻って一休みします。
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広場にはカフェも出ていましたが、ここは節約してスーパーでよく冷えたコーラとフルーツを買って、広場のベンチで食べました。
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フィリップ・ル・ベル塔前からは、アヴィニョンの教皇庁がよく見えました。

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帰りは迷わず市バスに乗ることにしました。
1時間以上歩いてきた道のりも、クーラーのかかった快適なバスでアヴィニョンまで10分。
もう少しバスに乗っていたかったです。。。

再びアヴィニョンに到着。
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夜8時を廻っていました。
テラスでは人々が夕食を取り始めていました。
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夜9時半、時計台前の広場は出し物をする人々と観光客で賑わっていました。
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街をちょっと抜けて、壁の外の橋の上まで来てアヴィニョンの街を眺めてみました。
ライトアップされた教皇庁が黄金色に浮かび上がって見えました。
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サンベネゼ橋もライトアップされていました。
こちらは入場券は買ったのですが、残念ながら行く時間がありませんでした。

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ちなみに今回アヴィニョンで宿泊したのは、hotel de l'horlogeという時計台前広場にあるホテルでした。
場所が良いため、地方にしては少々値段が高めでシャワーは使用しにくかったですが、シンプルで快適(クーラー付)なホテルでした。
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窓からは赤いアヴィニョンの街がみえました。
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次は、世界遺産、ポンデュガールへ向かいます。


(HISパリ支店 NI)

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    2024.11
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