昨日に引き続き、ヴェルサイユ宮殿の離宮についての記事をお届けしたいと思います。ヴェルサイユ宮殿の庭園というと、宮殿の目の前に広がる世界的に有名なル・ノートル設計の均整の取れたフランス式庭園を想像する方がほとんどかと思います。
でも庭園はその奥にも横にもずっと広がっていて・・・
こちらは↑大水路から宮殿を臨んだ様子。まるでスーラの有名な絵画「グランド・ジャット島の日曜日の午後」のような風景。みんなが思い思いにピクニックをしています。
また、大水路の周辺は森の中のように自然に近いままの部分になっています。その並木道と並行して刈り込まれている木々が芸術的なところにヴェルサイユ宮殿の壮麗さを感じます。
そして離宮の周辺はこれらとはまた全く雰囲気の異なるのどかな雰囲気の庭園となっています。
湖の横に洞窟があったり(残念ながら洞窟の中に入ることはできませんでした!)
小さいけれどぶどう畑?!があったり
まるで迷路のような道をぐるぐる登っていくと、小さな見晴らし台のようになっていて、そこから宮殿が見渡せたり・・・
小川ではかもの家族を発見!まるで田舎に遊びにでもきたような、のどかな景色を楽しむことができます。草原一面に黄色や白、紫の小さな花々が咲いていて、とても綺麗でした。
小川や湖もすべて人工で作らせたという壮大さにはびっくりですが・・・。
そしてそんなのどかな雰囲気の中にある「愛の殿堂」。なんだか日本語に訳すとちょっとギラギラした感じになってしまいますが・・・(苦笑)、マリーアントワネットが恋人との待ち合わせに使っていたという建物です。
中に入ってみると、真ん中に彫刻がたち、天井は写真のように精巧な作り。そこからさらに奥へいくと、水車や農場などマリーアントワネットが擬似農村生活を楽しんだという一角があるそうなのですが、あまりの壮大さに歩き疲れてしまって今回は断念・・・。
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(YB)