2015.06.02
日本の母の日は毎年5月の第2日曜日と決まっていますが、フランスでは5月の最後の日曜日が母の日ということになっています。もし5月の最後の日曜日がキリストの聖霊降臨祭の日曜と重なってしまう場合には、6月の最初の日曜になるとのこと。
具体的にどうして国によってずれがあるのかは、恐縮ですが私は把握できていないので、もしご存知な方はぜひコメント欄でお教えください!
とにかくそんなわけで、今年は5月31日がフランスでは母の日でした。日本同様、この日にはお母さんへプレゼントを!という風潮がありますが、「赤いカーネーション」といったお決まりのものもなければ、母の日特別パッケージなどといったものを用意しているお店もほぼなし、何かお母さんが喜びそうなものを各々あげるといった感じです。
時々、お店のウインドーでは母の日関連ポスターを発見。でもすべてのお店でもなく、個人的には日本ほど「母の日〜」「母の日〜」と煽るような勢いは感じません・・・。
周りにちょっと聞いてみても「電話をするだけ」とか、「花を送る」とか、結構みなさんあっさりしています。
お花屋さんも「今日は稼ぎどき!!」といったような鼻息の荒さは全く感じられない落ち着いた様子でした・・・。
子供達は幼稚園や小学校で、母の日用のプレゼントを作成するのが毎年の恒例行事。母の日の前の金曜日にお母さんに見つからないように学校から作品を持って帰る子供達の姿があちこちで見られました。
ちなみに父の日は日本同様に6月の第3日曜日です。
(YB)