グルメ
2015.09.24
日の出時間は7時半ごろと遅くなり、日没もだいぶ早くなって、秋が近づいてきたことを感じる最近です。
マルシェを覗いてみると、秋の味覚の代表格:きのこがいろいろと並ぶようになりました。
きのこはマッシュルーム(フランスではchampignon de Paris=シャンピニオン・ドゥ・パリと呼ばれます)やしいたけ(フランスでも同じ名称)などのように季節を問わないもの、主に春に出回るものもありますが、秋は圧倒的にいろいろな種類が出回って、日本では見かけない種類も多く、見ているだけでも楽しい!
フランスでは、ソースにしたり、そのままカルパッチョのように生で食べたり、オムレツなどに入れたり、パセリとガーリックをたっぷり混ぜて炒めたり・・・というのがメインのきのこの食べ方です。
今一番の旬はcèpes=セップ茸!
セップ茸というと、??という方も多いと思いますが、英語名のポルチーニ、イタリア語名のポルチーノという名称だとピンと来る方も多いかもしれません。
ヨーロッパの松茸とも言われているほど、香りが高いこのきのこですが、日本の松茸にくらべれば、ずっと手頃な値段で入手することができます。
かさが開いているもののほうが値段が安く、小ぶりのかさがしっかりととじているもののほうが高価になります。
味自体は、かさの開き具合であまり変化はないのですが、かさがとじているもののほうが、歯ごたえがしまっている感じです。
この時期、レストランでも、このセップ茸を使ったメニューがいろいろと出ています。ぜひフランスの秋の味を試してみてください。
(YB)