昨日のブログでシャンティイ城についてご紹介しましたが、今日はその庭園についてご紹介。
お城の前にはベルサイユ宮殿同様、当時の一番の造園家:ルノートルが設計したフランス式庭園が広がりますが、庭園全体には運河が流れ、奥にはイギリス庭園があったり、水車小屋などの田園風景が広がったりと、様々な景色を楽しむことができます
まるで絵画のような風景が広がります。王族達が暮らしていたころから全く景色が変わっていないのではないかと思えるほどです。
奥へ進んでいくと、絵画の世界というよりは、絵本の世界のような景色が見えてきます。ノルマンディー風の田舎家が建てられていて、ここで王族達はきらびやかな宮廷生活からの息抜きをしたのでしょう。
お城の優美で華麗な世界とは全く異なる雰囲気です。
こちらの水車なんて、ちょっと古き良き日本家屋をも彷彿させます。
ちなみにこちらの水車小屋は日本だったらざるそばでもオーダーできてしまいそうですが、ここはフランス!テラス席がいっぱいのレストランになっていて、サラダやコースメニューなどをゆっくりとお食事することが可能です。もちろん昨日ご紹介した、クレームシャンティイのデザートもオーダー可能!
お城を挟んで農村エリアと逆側には、イギリス式庭園が広がっています。自然があふれる景色の池の向こうにはお城が見えます。水面にお城が映って、絵葉書のよう。
庭園の一番奥には、宮廷の人々が逢いびきの待ち合わせに使ったと言われる殿堂が見えます。
広々した芝生と青空。美しい風景に心が癒されます。
設計士が同じだけあって、ベルサイユ宮殿の庭園と共通した部分がたくさん見られますが、シャンティイ城のほうがこじんまりとして、何よりも観光客の数も少なく、お城の目の前には森と競馬場が広がっているのもあり、心がとても癒される時間を過ごすことができるように思います。
これからは紅葉も楽しめそうですね。
ご参考までにシャンティイ城の公式サイトはこちら↓です。
http://www.domainedechantilly.com/fr/
(YB)