1928年創業のキャバレーLIDO(リド)はメトロ GEORGES V(ジョルジュ サンク)の出口の前にあります。
今回は4ヶ月のリノベーションのあとリニューアルオープンしたLIDOの新しいディナーショーMERVEILLES DE PARISメルベイユ ドゥ パリ(パリの宝物)を見に行ってきました。
シルク・ドゥ・ソレイユのアーティスティックディレクターであるフランコ・ドラゴン氏を初め著名人がリニューアルプロジェクトをクリエイトし2500万ユーロ(約35億円!)をかけて改装したというだけあり、ステージ、客席、照明などなどすべてが新しくなり芸術性のあるすばらしい空間が作り上げてられていました。
今回のリニューアルにより柱が取り除かれ、どの席からもステージがよく見えるようになっていました。広さは900㎡、最大で1100名を収容できるとのことです。
18:30に着くと入り口にはおしゃれをした人たちが既に入場待ちの列を作っていました。
席に案内されると19:00頃にはミュージシャンがステージに登場。ノリのいいお客さんは音楽に合わせダンスを始めます!そのあとシャンペンがサービスされ食事が始まりました。
リニューアル前のメニューではアルコール飲料はいつもシャンペンでしたが今回からは料金の違う3種類のメニューがありワイン付きのコースもあります。お酒が苦手な方はノンアルコールドリンクへのアレンジもでき、日本語のメニューもあります。私たちが選んだメニューはSOIREE CHAMPS-ELYSEESで前菜+メイン+デザートとハーフボトルのシャンパンのついたコースでした。
レストランに来たわけではないので料理には余り期待していなかったのですが、シェフはレストラン アラン デュカスで働いていたと言うだけありかなりおいしかったです。子牛のローストはとっても柔らかいお肉で満足でした。最後はパティスリー ル・ノートルのデザート。これも私たち日本人好みの甘すぎないお味でした。ウェイターさんたちもとても感じがいい人たちばかりでした。
食事を終えて一息つくと9:00にはショーが始まります。
新しいLIDOのショーはフランスらしさを前面に出すことを大事にしつつ新しさを出しているとのことでしたが最初から誰もが知ってるフランスの音楽とともにダンサーが登場!とても素敵でした。私たちの席はステージのそばだったのですごい迫力を感じました。
そのあと2014年の公募の勝ち抜き歌番組で優勝した今フランスで話題の人気歌手のMANONちゃんがステージに登場。ダンサーたちとともにすばらしい歌声で観客を魅了します。
ショーはいくつものテーマがありダンスだけでなくサーカス、アクロバット、ピエロ、アイススケートショー、本物の白鳥も登場したりと飽きることがありませんでした。
ブロンドロングヘアのきれいなダンサーがほぼいつもステージの真ん中で踊るのですがパリのビジネスウーマン風の黒縁のめがねをかけていて、LIDOのいたずらっぽさも感じられました。
新しくなったLIDOはパリらしい魅力がいっぱいです。
ここで気になるのはムーランルージュとの違いですが、リドはなんと言っても全てがゴージャス!200万個のクリスタルを駆使した衣装、内装は圧巻でした!またシャンゼリゼ通りというロケーションも最高です。
また、今まではムーランルージュとお決まりになっていたフレンチカンカンのショーもリニューアル後に加わりました。なんと言ってもリドバージョンはゴージャス!
ゴージャスでクリエイティブ、それでいながらトラディッショナルなパリジャンを感じられるリドを是非一度お試しください。
御予約は下記リンク承ります。
(N.S)