パリはどこの道にも路面駐車の車が本当に隙間なくいつもぎっしりと停まっています。

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本当にび〜っしりと停められていることが多く、一体どうやって入れたのか?はたまたどうやってここから出るのか?と疑問に思うほど、前後の車と隙間がほぼないこともしばしば。中にはくっついているものも。

駐車している様子を見ていると、そっと(?)前後のバンパーにぶつけつつ切り返しながら駐車していたりします・・・!フランスで走っている車を見ていると、車のバンパーって車を守るためのクッションなんだなと改めて実感することもしばしば(苦笑)。

パリ市内には有料の駐車場は多くあるのですが、料金も高く、いざ駐車場が満車だったり、すごく狭かったりとなかなか使い勝手が良くないのも現状です。

日本の100円パークのようなものは見かけません。

そんな事情をふまえて、高級なレストランやビストロなどではVOITURIER(=ヴォアチュリエ)と呼ばれる車担当係が入り口にいることがあります。

車で来るお客さんが食事の前に駐車場所探しで苦労しないように、お店の前で車とキーを預かり、食事が終わったら車を引き渡すというサービスです。

ツーリストの方も、もしレンタカーなどをして車でレストランへ行くということがあったら、行くお店にヴォアチュリエサービスがあるかどうか調べておくと、慣れない右側通行での駐車スペース探しと狭いところで車をぶつけないかどうかといったようなストレスが軽減されていいかもしれません。

何よりとっても優雅な気分でレストランへ入っていくことができます。

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こんな感じに↑レストランの前のパラソルの下で赤いコートを着ている人がヴォアチュリエ。

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このお店は配送車専用スペースに一時的に駐車して車を預けられるようになっていました。

もちろんヴォアチュリエの制服はお店によって色やスタイルも様々ですが、帽子をかぶって運転手さんのような格好をしていることがしばしば。

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こちらは黒い制服(お仕事中の方をそっと写真で撮ったので、アングルが悪くてすみません・・・)。

もしパリで路面駐車をされる方は、事前に縦列駐車の練習をなさっておくことをお勧めします。また頻繁に駐車料金支払いのチェックをしていますので、駐車チケットの購入をお忘れなく。

(YB)

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    2024.04
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