2015.11.28

11月13日に起こった、パリ同時多発テロから今日で2週間が経ちました。

今日は大統領や犠牲者の遺族などが出席して追悼式典がインヴァリッドで行われ、スクリーンに犠牲者の写真とともに、一人一人の名前が読み上げられたあと、黙とうがささげられるセレモニーがありました。

この追悼式典に際し、フランスの結束を示すシンボルとして、学校や交通機関、また多くの家や店舗で、今日はフランス国旗が掲揚されていました。

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普段は公立の建物以外ではあまり国旗を見かけることはなく、祭日などでも国旗を掲げている家はないのですが、今日は本当にいたるところで国旗が掲揚され、フランス人たちの悲しみの深さが伺えました。

パリの象徴、凱旋門にも本当に大きな三色旗が下がっていました。

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クリスマスのイルミネーションとともに、大きなトリコロールの国旗が掲げられているのが、これからクリスマスでみんながウキウキしてくる楽しい時期でありながら、悲しみを抱えている気持ちを表しているようです。

非常事態宣言の中、11月30日からはCOP21が開催されるため、この週末からパリはさらに厳重な警備体制がひかれることになっています。29日と30日は、なるべく公共交通機関の使用は控え、車の使用も控えるようにとのアドバイスも出ています。

一方、美術館や観光施設、お店、レストランは通常通りの営業でをしています。お店は、クリスマス商戦が本格化する12月を前に、この週末にお得なバーゲンを開催しているところも多いです。

(YB)

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