グルメ 2007.05.17
アマルフィ ナポリからアクセスができる、shine美しい海岸地域がアマルフィ海岸。高級リゾート地としても有名。notes
このアマルフィの「ラヴェッロ」という街にある4ツ星ホテル「ホテル・ルフォロ」から「2007年夏限定!アマルフィ&南イタリアのフレッシュ情報」をお届け。記事&写真の提供は竹澤さん。

hotel rufolo
Hotel Rufolo(ホテル ルフォロ)」
Via S. Francesco, 1 Ravello (SA)
Tel: +39 089 857133
footアクセス方法:ラヴェッロのドゥオーモを正面にして右手にある細い道ヴィア・デイ・ルフォロ(Via dei Rufolo)を直進。陶芸ショップの並ぶ細く短いトンネルをくぐったらその正面にあるホテル。


ホテル・ルフォロ ホテル併設のレストラン「Sigilgaida(シジルガイダ)」では、各国で経験を積んだアマルフィ出身のエグゼクティブシェフ であるジェラルド・サヴォが地元で獲れる新鮮な素材と自家栽培の野菜を使って、また花を彩り鮮やかに使った料理を展開。味覚も視覚も満足していただけるrestaurantエレガントな地中海料理をお楽しみいただけます。
そして目の前には遮るものがまったくないcrown自慢のパノラミックビュー!!

記事執筆の竹澤さんもこのホテルに嫁がれて事業に携わっているので、日本語対応もOK


ラヴェッロ bell竹澤さん談
私がこの地に暮らすようになり約2年半が経とうとしています。
きっかけは大学時代にほんの1ヶ月ほど遊学していたロンドンでラヴェッロ出身のイタリア人=現在の夫と出会ったこと。当時はまさか彼と結婚するとも、そしてイタリア、しかも南イタリア、そしてアマルフィ・コーストに嫁ぐ事になるとは夢にも思っていませんでした。

実は引っ越してきた当時はイタリア語は挨拶すらまともに分からない状態。この地にやってきて、パートナーのご両親と同居させてもらいながら、イタリアンマンマ(=現在の姑)から南イタリアならではの徹底した家事を習うことになったわけです。約1年半続いたこの花嫁修業がなければ、ここまでイタリア生活に馴染めなかったような気がします。
今でこそ笑って話せますが、最初は「パルミジャーノチーズだと思って削ったチーズが実は羊のチーズで家族からブーイングを受けたり」「家庭で使われるエスプレッソメーカーに使用するコーヒーの適量がよく分からず毎日パートナーから駄目だしをされたり」「オリーブオイルが大量に入っている瓶を床に落としてしまい、掃除に1時間もかかってしまったり」と一人でコメディ映画のようなが日々が続いたものでした。

ポジターノ 「アマルフィ海岸」と聞いてどのようなイメージが思い浮かびますか?
1.wave海が綺麗
2.欧米人に好まれるリゾート地heart04
3.sun太陽をたっぷり浴びたレモンがたくさん
4.世界遺産登録flagされた絶景が広がる街
5.魚介類が美味しい
などいろいろなイメージがあると思います。
私も7年前に初めてこの地を旅したときは見るものすべてに圧倒されて言葉を失いcoldsweats02、口にするもの全ての美味しさに感動しhappy01、そして現地の人々の温かさにこちらも笑みがたえずlovely、本当に素敵な旅になりました。
そんな経験を活かして、少しでも日本の旅行者の皆さんのアマルフィコースト滞在がより充実したものになるようお手伝いできればと思っています!


今回のテーマはアマルフィーのグルメ事情
イタリアでおいしいものを食べるのはイタリア旅行の楽しみのひとつでもありますよね。
アマルフィコーストは海のイメージが強いですが、実は海だけでなく山の幸もおいしいのです。
レモンオリーブはもちろんのこと、秋になると大量にが収穫され、キノコ狩りが行われますし、今でも養豚農家も多く存在します。もちろん、皆さんの大好きなモッツァレラチーズやヤギもしくは羊のチーズも現地産のものがたくさん。
ラヴェッロからトラモンティという町へ午前中移動すると羊やヤギの群れが羊飼いと犬に誘導されながら移動している現場に出くわします。この羊の群れが引き起こす交通渋滞もよくありますが、のんびりしていて憎めない風景です。

海の幸も山の幸もおいしいアマルフィコーストを訪れたら、落ち着いた雰囲気のレストランで「魚介類たっぷりのディナー」を楽しんだり、家庭的な雰囲気のレストランで「お肉がメインのランチ」を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか?
<<竹澤さんおすすめgoodのレストラン情報>>

新鮮なお魚を海辺のエレガントな雰囲気で楽しめるレストラン。
Lido Azzurro(リド・アッズーロ)」。
とにかく、素材が新鮮!!素材の味を十分活かすシンプルな味付けの料理が楽しめます。
アマルフィ中心部から徒歩5分という立地で、小さくて可愛らしいビーチも目の前!!
昼間はsun太陽の日差しを浴びてwave波打ち際を目の前に開放的な気分でランチを楽しめますし
夜はアマルフィの夜景nightを眺めながらロマンティックディナーを満喫できます。
オススメは直径約2センチほどの小さなジャコウダコのリングイネ(Linguine con moscardini)。
歯ごたえがありながら柔らかいジャコウダコのだしがたっぷりでた塩味のシンプルなパスタは、白ワインともよくあいます。
オススメもう一品はフサカサゴのパッケリ(Paccheri con lo scorfano)。
パッケリというパスタはナポリ地方の特産パスタ、この大きな筒型パスタと盛りだくさんのカサゴとフレッシュトマトソースがからまると、言葉が出ないほどの美味しさです。


リド・アッズッロ Lido Azzurro(リストランテ・リド・アッズーロ) Lungomare dei Cavalieri 5 Amalfi (SA)
Tel: +39 089 871384
footアクセス方法:アマルフィのSITAバス停留所から海を正面にして右手にのびる海沿いの道をまっすぐ港に向かって徒歩約3分。左手にあります。
*月曜日定休
お肉料理のレストラン。
Cumpà Cosimo(クンパ・コジモ)」。
オーナーのネッタおばさんとルーカおじさんの温かいもてなしの家庭的なレストランです。
お肉屋さんを営む家族が経営しているだけあって良い素材を使っていて本当にお肉料理が美味しい!!
お肉好きの方は牛肉のステーキ(Bistecca)をお試し下さい。
女性の方にはレモンの牛フィレソテー(Scaloppina al limone)がオススメです。
ステーキは塩味とガーリックのみのシンプルな調理法。だからこそ素材そのものの旨みを思う存分味わっていただけるはず。スカロッピーナ・アル・リモーネは、とろみのあるレモンソースと薄焼きのお肉が絶妙にからみあっていて何枚でも食べられそうです。
ラヴェッロの隣町スカーラに自家ブドウ畑も持っているので、おいしい自家製ワインwineも味わえます。ぜひ、絶品肉料理と自家製ワイン、そして南イタリアらしいもてなしを感じて家庭的な時間を楽しんでください。

Cumpà Cosimo(クンパ・コジモ) Via Roma, 44 Ravello (SA)
Tel: +39 089 857156
footアクセス方法:ラヴェッロのドゥオーモを正面にして左手にある細い道ヴィア・ローマ(Via Roma)を直進。サンタ・マリア・グラディッロ教会(Chiesa S.Maria Gradillo)の手前右手にあります。

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    • 投稿: his-rome -2007年6月26日 (火) 08時47分

      ■>エスちゃん
      夏のアマルフィー、いいですね。海と空の青さを大満喫して下さい。おいしいものももちろんたくさん楽しんでください。

    • 投稿: ネネちゃん -2007年11月16日 (金) 03時48分

      ■冬でもやってるかなー?
      来年(98年)の1月12日に、アマルフィに行きまーす。オフシーズンでも、レストランは通常営業してるか心配です・・・。

    • 投稿: roseashiya -2009年9月19日 (土) 12時42分

      ■アマルフィ
      元宝塚のトップ女優と10月アマルフィに三泊四日行きます!ブログ読んだら楽しみ!

    • 投稿: his-rome -2009年9月22日 (火) 08時04分

      ■Re:アマルフィ
      >roseashiyaさん元宝塚トップ女優アマルフィといったらあの方なのでしょうか?そろそろ朝晩冷え込むようになりましたので簡単に羽織れるものをお持ちくださいね。

    

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