
私、ボランティアを始めました。。。といっても、そんなに立派なものでもないのです。犬好きが高じて、犬のお世話が出来るSPCAという施設で週末にボランティアを始めたのです。SPCAというのは、正式名称がSociety for prevention of Cruelty for Animalsといいます。この協会は、元々イギリスで誕生した非営利の動物愛護協会で、今では世界的に有名です。

オークランドの南、オークランド空港の近くのマンゲレという地域にあるSPCAの施設では、野良犬や飼い主の都合で飼うことが出来なくなった動物や飼い主から虐待されている動物を保護し、里親探してたり、学校などへ出向いて子供たちへ動物愛護についての教育などをしたりしています。この施設には、動物病院も併設されていて、一般家庭のペットの診療や施設内のシェルターの動物の診察、保護される前の野良犬のメディカルチェック、里親に出される前の動物の虚勢、避妊手術など幅広く行っています。
SPCAのボランティアは、初めに犬、猫、小動物の3種類の中から1つ選ぶことになっています。私は選んだのは、もちろん犬!日本の実家でも犬を飼っていて、ニュージーに来て以来犬との接触がなく寂しいなーと思っていた矢先にこのボランティアを知りました。シフトも自分の都合の良い日を選べるので、仕事のない週末に2週間に1度午前中のみ行っています。私は、通常Dog Adoption Areaに働いています。里親に出す準備が出来た犬をペットを探しに来ている人たちに見せる一般の人にも公開されているエリアです。そこでは、子犬や成犬が新しい飼い主が現れるのを待っています。ボランティアの内容はといえば、犬舎の掃除や犬の散歩、里親が決まった犬をお風呂に入れるなど体力を使うものがとにかく多いです。平日のオフィスワークで鈍った体には少々きついですが、やはり犬と過ごせる貴重な時間には換えられません。また、ボランティアで働く人たちとの新しい出会いもあり、知り合いも増え、充実した週末を過ごせています。
以上、簡単なSPCAレポートでした。ニュージーランドにいる動物好きの方に是非お勧めします。あなたもSPCAでボランティアをしてみませんか?