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今回はロサンゼルス建築シリーズのＶＯＬ２、1950年代以降に家具デザインを中心にアメリカで大活躍したイームズ夫妻の邸宅、イームズ・ハウスをご紹介します。皆さん、イームズさんをご存知でしょうか？名前は知らなくても．．．

この椅子は見たことがあるのでは？？　そう、流行のカフェなどでよく見かける、これがイームズ氏が1950年にデザインして今もなお販売されている椅子なのです。この椅子以外にも有名なデザイン製品が多数ありますが、その彼が建築し実際に生活拠点にしていた非常にレアな邸宅が唯一、ロサンゼルスで見学することが出来ます。

イームズ夫妻の邸宅へと続く私有地の入り口です。サンタモニカより少し北に位置する、ＰＡＣＩＦＩＣ　ＰＡＬＩＳＡＤＥＳ（パシフィック・パリセデス）という海沿いの街にひっそりと佇んでいます。

＜リビングルームの外観＞

リビングルーム内は当時生活してたそのままの家具がディスプレイされています。中にはファンであればあっと驚くような超有名デザイナーからのプレゼントされた家具がありました。

＜玄関先の側面＞

＜ハウス全体　リビング2階からはサンタモニカ方面までビーチが見えるオーシャンビュー＞

彼がデザインした家具には、グラスファイバー、合成板、プラスチック樹脂など大量生産できる材料を利用したデザイン家具が主流でした。家具と同じく、この家も、既製品である鉄柱、合板などを利用し何一つ特別なものを利用しないで建築されています。（室内に立ち入ることはできませんので外観のみの見学です）

当時（1949年）の住宅としては画期的な方法で建築されている家ですが、時にアメリカは来るべき住宅需要に備えケーススタディーハウスと呼ばれるプロジェクトで全米で28棟の住宅が試験的にこのようなモデルハウスを建築しています。

＜邸宅の庭からから見れるビーチ＞

1949年に建設され、晩年までここで生活したそうです。日本にもファンが多いアメリカを代表する偉大なデザイナーの邸宅はここでしか見られません。イームズファンには必見の場所です。

サンタモニカにはイームズ製品を展示販売してるストアーがありますのでこちらも興味がある方はお立ち寄り下さい。（公式ホームページに掲載されております。）

ＥＡＭＥＳ　ＨＯＵＳＥ　ＡＮＤ　ＳＴＵＤＩＯ（イームズハウス　アンド　スタジオ）

ＰＡＣＩＦＩＣ　ＰＡＬＩＳＡＤＥＳ,　ＣＡＬＦＯＲＮＩＡ

＊完全予約制ですので訪問許可を管理人に問い合わせ下さい。

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　公式ホームページ