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アメリカの凄さ、体験してみたくないですか？

かれこれ15年以上も昔の話し、アメリカに来たばかりの私がその凄さを見せ付けられたのが「エアショー」でした。B-1 Lancer のど迫力で飛び回ったり、目の前をF-14 Tomcat がアフターバーナーを焚きながら垂直上昇していったり、F-16 Fighting Falcon が回転半径のめちゃくちゃ小さい旋回を披露してくれたり、しまいにはF-117 Nighthawk が音も無く「シャーー」っと降りてきたりと、日本では絶対にありえないようなシチュエーションが、家族連れでホノボノと賑わうエアショー会場でごく当たり前のように繰り広げられていたことには本当に驚きでした。

こんな環境で育つ子供たちのスケールの大きさを思うと、日本で普通に育った私のちっぽけさを感じずにはいられず、

「自分にも子供ができたら絶対見せてやろう」

と心に誓ったのでした。それから十余年、息子を連れてやって参りました、エアショー「March Field Air Fest」に。

March Field Air Fest Thunder Over the Empire
http://www.marchfieldairfest.com/

ロサンゼルスから1時間半程東に行ったところに、今回の会場となるMarch Air Reserve Base はありました。入場料も駐車場代も無料、太っ腹です。

そこにはエアショー名物「C-5 Galaxy 」がここでもどどーんと鎮座していました。それにしてもいつ見てもでかい！


【C-5 Galaxy ～ でかい！】


【C-5 Galaxy ～ カリフォルニアの心地よい風が吹き抜ける胴体内部】


【C-5 Galaxy ～ 胴体後部から見るエアショー会場】


【C-5 Galaxy ～ 日陰の少ない空港での貴重な日陰】


【C-5 Galaxy ～ 皆さん日陰でエアショー観戦】

今回のエアショーの目的は、まずF-22 Raptor のデモ飛行と、Thunderbirds 。時間ぎりぎりで会場に到着したので、F-22のでも飛行は駐車場から眺めていたのですが、これが凄い、凄すぎる。

詳しくはわかりませんがその機動力はF-14を遥かに超えるのではないかと思います。これまたHarrierばりの超低速飛行がめちゃくちゃし易そうな感じだったのと、急激に速度を落として急激に高度を下げる技には驚きました。「飛行機ってこんな飛び方ができるんだ、、、」と思わず声を失いました。


【F-22 Raptor ～ こいつは凄い！】

そしてショーの最後を飾るのが、U.S. Air Force Thunderbirds。今までBlue Angeles は何度か観たことがありますし、本拠地のペンサコーラまでわざわざショーを観に行ったこともありますが、Thunderbirdsは今日が初めてなのとF-16の機動性の高さ、飛びっぷりには目が無いので、とても楽しみにしていました。

どうもおそらくコマンダーの機体の調子が悪いようで、離陸前に15分くらいかけて機体を交換し、一度離陸した後にまた降りてきてさらに交換（元に戻った）で都合30分くらいショーが中断しましたが、無事ショーは続行され、見事なパフォーマンスを見せてくれました。詳しくは下の映像をご覧ください。



気がつけば、まごつく息子そっちのけでエアショーにのめりこんでしまっている私でした。（息子は戦闘機の爆音が恐くてびびっていたらしい）

エアショー、いつでもどこでもやっているわけではありませんが、チャンスがあったら是非足を運んでみては如何でしょうか。

by Rant

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