さて、4日目になりました!
今日はモニュメントバレーを観光します。
モニュメントバレーとは、アメリカ先住民ナバホ族の居留区内にあり
アメリカ合衆国ではなくナバホ族が管轄しています。
その為、呼び名は「国立公園」ではないのですが、
管轄の違いだけで、規模やその凄さは、国立公園となんら変わりません。
ちなみに、ナバホ族の居留区は、「ナバホネイション」と呼ばれ
20万人近いナバホの人々が暮しており、
その広さは、なんと東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)に匹敵する広さ!
ナバホ族独自の法律と自治体で作られているので
アメリカ合衆国とは別のルールも存在します。
代表的なのは、禁酒。
ナバホの土地の中では、お酒は一切ご法度で、
レストランでもノンアルコールの飲み物しか置いてありません。
さてさて、前知識はこの辺にして・・・
グランドキャニオンを出発して、モニュメントバレーへ向かいます・・
うっすらビュートが見えてくると
これが、もう、正真正銘のアメリカ大西部!
なんだかよくわかりませんが、ウェスタンな音楽が聞こえてきそうです。
更に、カウボーイとか「ハイヤ~」とかって
出てきちゃうんじゃないか、って雰囲気です。
遠くに見えるビュートは、
周りに何もないので比較するものもなく、
ちょっと大きな岩・・・?っていうのが、最初の印象かもしれません。
が、だんだん近づいてくると・・・
え・・・・
・・・・山?・・・ですかね・・・コレは。
ふもとに立つと、もう何も景色は写りません。。。
園内は、未舗装道路なので、バスや乗用車での乗り込みは危険!
そこで、ナバホ族のガイドさんが案内する、
バレードライブツアーに乗り換えます。
この地で育ったナバホ族のガイドさんは、もちろん知識も豊富。
ラスベガス出発から同伴する日本語ガイドも一緒なので、
言葉の心配はありません!
次から次へと出てくる、巨大な岩、何かに見える岩・・・
そして、コレは映画のセット!?と見まごう景色が・・・
ここは、「ジョン・フォード・ポイント」
西部映画の巨匠、ジョン・フォードの映画にも登場する、いかにも!な風景。
運がよければ、乗馬で駆け抜けるシーンにも出会えるかも!?
さて、その次は、腹ごしらえ。
ナバホ族に古くから伝わる、『フライブレッド』という
モチモチした無発酵のパンの上に、
トマト、豆、レタス、チリ、チーズなどをのせて食べるのが、ナバホタコ。
メキシコのタコスは、薄いトルティヤであるのに比べ、
フライブレッドなので、食べ応えバツグンです。
ちなみに、このフライブレッドに、ハチミツをつけて食べたりするのも、美味なんですよ。
心もお腹も満足したら、再び、グランドキャニオンへ向けて出発です!
>>続く