前回からモニュメントバレーツアーを紹介しています

【モニュメントバレーサンライズツアーⅠ】 はコチラ


日の出を拝み、更にバレーの中を進んでいきます。


このツアーはナバホ族の方がガイドをしてくれているので、

一般の人では立ち入れないエリアに案内してくれるのがすごいところ!


昔一度来たときに一般エリアだけを観光し、

それでも充分感動したのですが、

今回は更にナバホの人しかはいれない場所まで連れて行ってくれるので

もっとわくわくしてきます。


H.I.S. ロサンゼルス

あ!ホーガンだ!


普通に岩の合間に現れるホーガン

煙突からは煙が立ち中では火が焚かれている様子。

ナバホ族の人が今でも住むお家です。


”あれ、うちのおばあちゃん家”

とナバホガイドのハロルドがまた一言。

”僕、ここで育ったんだ~”


とびっくりするセリフがでてきます。

彼は幼少の頃からこの谷間で生まれ育ち

夏は岩の上に登り雨水でできた天然プールで遊んだり、

生活水は岩から染み出てくる天然水という暮らしだったという事。


夕暮れ時にはお母さんが”ご飯だよー”と谷間に向かって叫ぶと

こだまが谷間に響き、

遠く10キロ離れたところでもお母さんの声が聞こえたとか。


改めてすごい生活だと思うと共に、

最も人間らしい暮らしかもしれないと思いました。


H.I.S. ロサンゼルス
”あれはねー、ペンギン

 映画のハッピーフィートみたいでしょ?(笑)

 今まさに海に飛び込もうとしている瞬間だよ~”


H.I.S. ロサンゼルス
なるほど!

確かにそう見えますね。

ナバホの人達は古代よりの物も大事にしますが

意外に新しい物も大好きな様子です。


H.I.S. ロサンゼルス

囲いの向こうに見えるペンギンの図

岩の形を何かに譬えるって面白い発想です。


H.I.S. ロサンゼルス

次に訪れたのはサンズアイ、

その名のとおり”太陽の目”


風と雨が浸食を繰り返し、大きな岩に穴を開けました。

H.I.S. ロサンゼルス

これがどれほど大きなものかというと

下の人と比べてください。

この岩の大きさと穴の大きさが少しでも分かるかと思います。


H.I.S. ロサンゼルス

それにしてもすごい・・・・!


風と雨が岩に穴を開けるだなんて

一体どれくらいの年月をかけるんでしょうか。

少なくとも私達が生きている人生の時間位では

到底足りないのかもしれません。


”こっちに来て見てごらん”

とハロルドに呼ばれこの岩の袂に近づいてみると


H.I.S. ロサンゼルス

なんと壁画が!それも沢山!


H.I.S. ロサンゼルス

おそらくヤギの様な物を書いたのでは?とハロルドは言うのですが、

何ぶん相当物が古いらしく、憶測でしか話せないとの事

しかもこの古代壁画が書かれた時代は今と生態系が違うので

なんとも断言し難いとの事でした。


いつの時代の物ともいえない物がこんなにもしっかり残っているとは。

昔の人は何をイメージしてこの絵を書いたのでしょうか。

遙か昔に思いを寄せてこの岩絵に見とれます。


H.I.S. ロサンゼルス

次に向かったのはYEAR OF THE WIND ”風の耳”


これまた風が大きな岩に穴を開け、

まるで風の耳のようだからついた名前だそうです。


この写真からはまるで大きさが伝わりませんが

H.I.S. ロサンゼルス
下の人と比較すると分かると思います。

これでも全貌を捉えるのは難しいところです。

H.I.S. ロサンゼルス
足元は柔らかい赤い砂が風紋という足跡を残しており、

時折吹く風にさらさらと宙に舞う砂がなんとも儚げで。

何年間この作業を繰り返すとこんな大きな岩に穴が開くんでしょうね。


風と時間の追いかけっこ。


長い年月についつい思いを馳せてしまいます。


>>【モニュメントバレーサンライズツアーⅢへ続く】


H.I.S. ロサンゼルス
K.O.

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