ロサンゼルスから北東に約1,200km
グランドサークルより更に東に、
日本ではあまり耳にしないメサベルデですが、実は
1906年に国立公園に指定され、
1987年に全米初の世界遺産に登録されている
考古学史上最も古くから保護を受けた遺跡として
超メジャー
な観光地なのです
今回は、見所満載のメサベルデ国立公園をご紹介していきます
メサベルデとはスペイン語で「緑の台地」という意味
見所やビジターセンターがある場所までは、
このような緑に囲まれた道路をぐんぐん登っていきます
メサベルデ国立公園自体が、標高2,100mのコロラド高地にあって、
見所は、そこから更に500mのメサ(台地)の上にあるんです
メサベルデを観光するには、
パークレンジャーと共に巡る半日ツアーの参加がお勧めです
※クリフパレスへはパークレンジャー同行ツアーでのみ入ることが出来ます
この展望台からは古代プエブロインディアンの住居跡を望むことができます
案内板には、古代プエブロインディアンの生活の様子が書かれています
メインの見所クリフパレス(崖の宮殿)へは結構茨の道
細~い道やはしごなどを使って進みます
大事な大事な遺跡なので、壁にペタペタさわったりすることは厳禁です
古代プエブロインディアンの住居跡
「クリフパレス」(崖の宮殿)に到着です
パークレンジャーが、古代プエブロインディアンがこの住居で
どのような生活をしていたかを丁寧に説明してくれます
古代の人々の暮らしがたくさん保存されているのですが、
「なぜこの地から去ったのか?」等、まだまだ謎だらけなんです
公園内には、このような古代の人々が描いた壁画も残っています
こちらには自由に訪れることができるんです。
キバ(住居)に入って、古代の人々の暮らしを思い浮かべてみたりも
他にも、ウォーキングツアーもあるので、
自分のスタイルにあったツアーを選ぶことが出来ます
もちろん、鹿、うさぎ、馬、コヨーテ、七面鳥など、
野生の動物もたくさんいますよ
バイクで来る人や、家族でピクニックを楽しむ人など
世界中からたくさんの人が訪れます
メサベルデ国立公園は年中無休でオープンしていて、
ほとんどの見所は年中見ることができますが、観光のピークは夏です
4月半ば~10月下旬のみオープン
ビジターセンターは10月下旬に閉館した後は、チャッピン博物館内に
場所を移してオープンしています。
周辺都市にも宿泊施設はありますが、
園内の宿泊施設は「ファービューロッジ」のみで非常に人気なので、
お早目の旅行計画をお勧めします
ここで紹介したのはほんの一部
アメリカ西部は魅力的な大自然がたくさんです
日本では体験できない、アメリカならではの
大自然の迫力をぜひ味わってみてください
メサベルデ国立公園