突然ですが鉄道の旅っていいですよね。


アメリカは車社会なので普段なかなか鉄道に乗る機会はありませんが、

アメリカにも全米を網羅しているアムトラックという鉄道があります。


H.I.S. ロサンゼルス


日本の最新技術を誇る新幹線などとはちがい、

アムトラックの場合は車で行くよりちょっと時間がかかりますが、

ゆったり鉄道旅を楽しもうということで、今回は


アムトラックで行く鉄道の旅

プチグランドサークルに行って来ました!


ロサンゼルスからシカゴまででている路線、

サウスウェストチーフ号に乗車をし、

アリゾナ州のフラッグスタッフという場所まで旅します。


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この【フラッグスタッフ】という場所ですが、

グランドサークルやセドナを巡るのにとっても便利なロケーション。


【フラッグスタッフから行ける観光地】

・グランドキャニオン = 2時間

・スピリチュアルリゾート、セドナ = 45分

・大隕石衝突後、メテオクレーター = 1時間

・アンテロープキャニオン = 3時間30分

・太古の大木が化石となった化石の森公園 = 2時間


通常グランドサークルを周ろうとすれば、

1泊ずつホテル移動が必要となり、毎日のパッキングがとても大変ですが、

このフラッグスタッフに滞在すると毎日連泊する事ができるので

とっても体に優しい旅先です。


前置きが長くなりましたが、それではアムトラック乗ってきます!

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向かった先はロサンゼルスユニオンステーション。

ここには地下鉄も通っているので、地元の人はもとより、

ヨーロッパや諸外国からの様々な旅行者が訪れます。

建物自体がとても伝統的でとても味わいのあるステーションです。


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出発時刻を確認。


【サウスウェストチーフ号】

ロサンゼルス 発 PM6:45 フラッグスタッフ到着 AM5:06


夜通し鉄道で走り、早朝アリゾナ州に到着予定です。




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プラットホームでチケットを確認。


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出迎えてくれたのは熊さんのようなとっても笑顔の素敵な方。

アムトラックでは車内に様々なサービスをしてくれるスタッフが常駐しています


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今回の座席は1ランクグレードアップをし、

寝台個室【ルームレット】に寝泊りです。


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この【ルームレット】という個室は2名専用の個室で

普段は対面でこのように座れます。

中央のテーブルはだしたり下げたりする事が可能ですが


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夜になるとこんな2段ベッドに早代わり!

(この写真の上段にさらにベッドがあります)


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この寝台車、ベッドの長さは以下のとおり。


下段のベッド 100cmX198cm

上段のベッド 72cmX198cm


よほど長身の方でない限り、

平均的な日本人の方であれば全く問題ありません。


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車内には公共の場所にお水、コーヒーがおいてあり、

自由に飲めるようになっています。


※ユニオンステーションでお水を買うと2.5ドルという破格の観光地プライス

ですが、車内まで我慢できる方は車内の無料のお水がお勧めです。




さて、ゆるりゆらりと列車が発車し始めました。










がたんごとん












がたんごとん









時折汽笛を響かせながら

ゆったりゆりかごのように揺れて走るアムトラック。

なんとも情緒豊かな旅路です。


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実はこの【ルームレット】という寝台個室。

お夕飯もちゃんと付いているんです。


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ソフトドリンク

パン、サラダ、

更にメインディッシュが1品選べ、

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さらに、デザート、コーヒー紅茶までついてくるすごいサービス。


通常のコーチクラス(座席のみ)に座る場合はこのお食事はついてこないので

別途食事を頼む事になります。

上記のディナーは価格にして約30ドル前後でした。

※但しこのサウスウェストチーフ号【ルームレット】に泊まるとついてきます。


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【アムトラック社より写真を拝借-食堂車の風景】


車内はなんとも優雅な雰囲気でサービスする人も、会話を楽しむ人も

ゆったりした時間の中で時を過ごします。


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これは食堂車でテーブル向かいに座ったおふた方。


この食堂車、4人の座席なので向かい側に座る人は全く知らない赤の他人。

ですが、食事と共に会話もはずみ、旅先で見知らぬ人と仲良くなれます。


英語が得意な人も得意でない人も、せっかっくであれば

旅ならではの出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。


夜も更け、ゆらりゆらりと揺られながら旅路は続きます。


寝台車で眠れるかなぁという心配をよそに、

ゆりかごのようにゆったり揺れるアムトラックがとても気持ちよく。


まだまだ旅路は続きます。


>>気ままに自分で廻る!プチグランドサークル3泊4日 NO1


AMTRAK公式ホームページ

地図


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K.O.

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