ロサンゼルスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ロサンゼルス観光ブログ

街に辿り着くとそこはまるで時が１００年前でとまってしまったかのような

風景に出くわします。

【写真はWikipediaより】
ここはかつて1915年にゴールドラッシュの街として栄えた場所。

二人の金堀者が約1000万ドルに値する金を発掘したことから

1年間でいっきに人口が3500人まで上昇。

その後時代の流れを経て、今現在は約128人という非常に少ない人数

が住む街となりました。

街全体も前後トータル2km程で終わってしまう小さな小さな街ですが、

古き良きアメリカの時代を色濃く残す、ルート66の街として

今も親しまれています。

【オートマンホテル-今も昔も街で一番人気のホテル】

ここは昔過剰な飲酒で死んでしまったアイルランド人の鉱夫のオバケが

出没するとして非常に有名なホテル。フレンドリーなオバケさんらしく、

時折オーナーがポルターガイストツアーも行うそうです。(※不定期）

さて、ここはルート66をこよなく愛好する方からは特に好まれる

知る人ぞ知る愛されるべき街。

なぜかというと他ルート66ではなかなか見られない物を

沢山垣間見ることのできる場所だからです。

まずはお土産屋さん。どんなものが売っているかというと・・・？

石。

石。

更に石。(そしてなぜかマネキン・・・）

そう。ここは昔金が採れていただけでなく、戦争の影響を受け、

その他の種類の石、鉱物も発掘された場所。

そんなこんなでお土産屋さんに石屋が多いのも事実です。

え？こんなものに価値があるの？

と思わずにはいられないお土産もありますが、かわいらしい

ローズクォーツやアメジスト等がびっくりする値段で売られている時も。

つまり掘り出し物が多いんです。

※この近辺で採れる物ばかりではありません。

それからルート66愛好者といえば忘れちゃいけません。

アメリカを象徴する昔ながらの車やハードコアな３輪バギー！

そしてハーレー！

ものすごくぴかぴかに磨かれたトライク【3輪車】

こういった類の乗り物には間違いなく、革ジャケットを着た

ワイルドでタフな大柄な男性が乗っていることが殆ど。

なんとナンバーはフロリダナンバー。

フロリダ州といえばアメリカの東の端。ちなみにここはほぼ西の端。

いったいここに来るまで何日かけてきたんでしょうか・・・。

もうひとつこの街で忘れてはいけないのがコチラ。

なんとロバ。

しかも街中に放し飼い。

非常に人懐っこく、距離感お構いなしでわしわしと人間に接近。

というのもたいがいのお土産屋さんに人参セットが売られており、

観光客は自由に放し飼いのロバに餌付けができるというシステム。

つまり人間=エサをくれるなんだかいい人

という図式が成立っている街のようです。

のどかなのどかなルート66の街。

かつてゴールドラッシュに沸いた街を100年の時を経て

のんびり旅行するのもまた楽しいかもしれません。

アリゾナ方面にご旅行の際やアリゾナからカリフォルニアに帰る際、

少しだけでも立ち寄ると

また違ったアメリカの側面が見えるかもしれませんね。

古き良きアメリカを訪ねて。ルート66を旅してみませんか。

Oatman Arizona-Route 66-

Wikipedia(英語）オートマン

地図

K.O.