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【チャンネルアイランド　サンタクルーズ島編１】

【チャンネルアイランド　サンタクルーズ島編２】

さて、素朴な大自然の残るチャンネルアイランドですが、

冒頭で伝えたとおり、この諸島にしか住んでいない固有種140種、

なんとうち60種がこのサンタクルーズ島にしかいない種だそうです。

花であったり植物であったり動物であったりと、様々なのですが、

なんと世界の中でこのサンタクルーズ島にしかいない動物がいます。

それはなんとキツネ。

その名もアイランドフォックスという名前で世界で最も小さい種に数えられる

かわいいキツネなんだとか。

巡り会ってみたいなーと思っていたところ、

なんと森の熊さんならぬ、道のキツネに出くわしました。

こちらの前方をてくてくと歩いているではありませんか。

しかも同じペースで前方を歩いているようです。

不思議な事にこちらが足を止めるとキツネも足を止め、

再び歩き始めるとキツネも歩き。

またまたこちらが足を止めると向こうも止まり。

後ろを振りかえることなく横目でこちらを見ている様子で、

まるでこちらに道案内をするかの如く前方を歩くキツネ君。

しばらくするとまるで手招きをするかの様に道を外れていき、

どこぞに案内してくれるのかと思うと、、、

道から離れた５ｍほど先に人がようやく一人立てる程度のスペースがあり、

そこに腰を下ろし、じっと目を閉じはじめました。

この写真からでは伝わりにくいのですが、

母ギツネはどこにいるのかな？と思うくらい小さな狐。

だいたい猫と同じ位のサイズでかなり小さなキツネです。

しばし言葉もなく見詰め合うこと２分ほど。

よっこらしょと立ち上がるとキツネはどこともなく消えていきました。

どうしたもんかな、とキツネがいた場所までいってみると・・・

なんとそこには絶景が！

断崖絶壁に覗く花や海。

道をまっすぐ歩いていただけではわからなかった風景が広がっていました。

キツネに道案内をされ秘密のお勧めスポットまで紹介してもらった気分です。

島のキツネは人を化かすことなくガイドの様に道案内をしてくれました。

サンタクルーズ島でしか見ることのできない貴重なキツネ。

北米のガラパゴス諸島と呼ばれる所以たるものでしょう。

島にはいたるところに見所があります。

日帰りで島を訪れる場合にできるハイキングも多数のコースあり。

【Potato Harborへ続く道】。船の発着所から往復５マイルの距離。

お花畑の中を歩くコースです。

丘の上一面お花畑。

【POTATE HARBOR】　に到着。

行き方も２種類あり、海沿いの道を行くルートと谷間を抜けるルートがあり。

曇りの日ではありましたがそんな中で海を見ても透き通る程、

海が綺麗で青い事がよくわかります。

楽しかったな～・・・♪

と名残り惜しみながら島にさようなら。

と、その帰り道。船がゆるりと速度を落としました。ふと横を見ると・・・・

鯨発見！

しかも大きい～！！

ものすごく悠々と大海原を回遊しています。

時折海面にあがって潮を噴き上げなら、ゆったりと移動。

鯨という動物の存在の大きさを目の当たりにするなんとも嬉しい瞬間です。

最後に尾びれをあげて、

ゆったりと海の中に消えていきました。

沢山の海洋生物や島にしか住んでいない固有種に出会える

チャンネルアイランド、サンタクルーズ島。

ロサンゼルスから日帰りで行ける距離の割りに、

信じられない程盛りだくさんの大自然に触れることができました。

ロサンゼルスに遊びに来られる方、

ロサンゼルスにお住まいの方。

是非１日普段と違った体験はいかがですか。